89fa57246e6281c595b7489ae21bf39e_s

「ゴンっ!!」

「やってしまった…」

車を運転していると誰でも起こりうるのが接触事故

どんなに気を付けている人でも相手方の不注意や飛び出しによって事故というものは発生してしまいます。

実際に事故を起こすとパニックになる方も多いです(汗)

普段、安全運転で特に注意している人や初めてそういった状況になってしまった人は特にその傾向が強いと感じます。

 

私自身は駐車場で人の車に当ててしまった経験があるのですが、誰もいなかったので「ちょっとだしバレないだろ…」と逃げ出したくなったことがあります(-_-;)

当然ですがそれは当て逃げといって立派な犯罪になってしまうので絶対にやってはいけないのですが、パニックになっていけない考えが頭をよぎったことは確かにあります…

あ、もちろんちゃんと連絡して謝罪しましたよ(^_^;)

 

混乱すると人は思いもよらない行動に出たりするので、2次災害トラブルを招くことにもなりかねません。。

そういったことにならないようにどういった対応を取るべきなのかここでしっかりポイントを押えておけば大丈夫(^^)

路上で接触事故に遭遇した場合どう行動すべきなのかお伝えしていきますね。

スポンサードリンク

対応すべき5つのポイント

あなたが車を運転していて他の車両に接触してしまった。もしくは当てられた場合、とるべき対応は次の5つです。

  1. 車を路肩に寄せる
  2. ケガの確認
  3. 連絡先の交換
  4. 警察へ連絡
  5. 保険会社へ連絡

まずはこの5つを頭に入れておきましょう。

 

この手順をおさえておくと後でトラブルになる可能性がグッと低くなります。

一番嫌なケースが事故後に色々問題が出てくることですからね…

それを防ぐためにもまずはこの5つをしっかり覚えておいて下さい。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

車を路肩に寄せる

事故った!と思って焦るのは禁物です。

パニックになって外に出たり、窓から身を乗り出したりしてはアナタが更なる事故に巻き込まれる可能性があります。

 

まずは停車。そして安全な場所に移動することです。

横道に路肩などスペースがあればハザードランプを点灯させてゆっくり寄せて下さい。

相手方の車が移動したり、誘導を促す行為があればそれに従い近くに停車します。

後続車が追突してこないように、三角の停止表示板を20メートル先におくとより安全です(>_<)

ケガの確認

車を安全なところに停めたら、あなたと相手方にケガ人がいないか確認します。

まずは「大丈夫でしょうか?」と声をかけて見ましょう。

すでにどこか痛いとか歩けないといった症状が出ている人がいれば救急車を呼んで下さい。

けが人がいるのに放っておくと命に関わるケガだったことが後でわかったりします。

 

その時「なんで救急車呼ばなかったの?」となれば責任問題にもなりかねませんので、キチンと確認しておきましょうね。

 

ちなみに、救急車を呼ぶと自動的に警察にも連絡が入りますので、その場合は「4.警察に連絡する」は省いて結構です。

これって意外と知らない方が多いようですね( ..)φメモメモ

  • 救急車は119番
  • 警察は110番

これもパニックになるとド忘れする可能性があるのでしっかり覚えておきましょう!

連絡先の交換

事故が起きると「どっちがどの位悪いのか?」を検証することになります。

その際に相手の事がわかっていなければどうしようもありませんので、連絡先を交換しておく必要があります。

免許証携帯番号

この二点を確認しておけばOKです。

状況的にあなたに過失があったと考えられる場合、一言謝罪してサッと免許証を出すと相手への印象も良くなるかもしれません。

逃げずに誠実に対応しますという行動を示すことが大事。

逆に相手方に非がある場合、簡単に免許証や連絡先を提示してくれないケースもあります…

そういったときは無理に提示を求めるのではなく、次の項目である警察を呼びましょう。

 

また、相手が「たいしたこと無いから事故扱いにしなくて良いな!」と言って、

このように一方的に判断してその場から立ち去った場合、相手の車両ナンバー車種など特徴をしっかりメモしておくことも大事です。

 

一番悪質なのが当て逃げです。

事故を起こしたのにそのまま逃げてしまうと立派な犯罪となります。

  • 安全運転義務違反 2点
  • 危険防止措置義務違反 5点

当て逃げで捕まった場合合計7点の違反となり、一回で免許停止になってしまいます(;^ω^)

それほど重大な犯罪だと心に留めて、絶対に加害者として当て逃げなどしないようにお願いします。

警察へ連絡

まずしっかり認識しておきたいことがあります。

それは、大きさに関わらず事故が起きた場合は必ず警察に連絡しなければならない。という事です。

 

「ちょっとこすった位だから大丈夫だと思った。」

「相手方が示談にしようと持ちかけてきた。」

と言ってきても警察には届ける義務があります。

 

なぜなら、

  • 当事者間のトラブルを防ぐ
  • 連絡先の確認
  • 実況見分調書を書いてもらう

といった理由があるからなんです。

 

特に実況見分調書は必ず書いてもらう必要があります。

というのも、物損事故として処理する際にこの実況見分調書がないと保険が使えないケースが多いんですよ(汗)

なのでキチンと書いてもらって下さい。(詳しくは保険会社へ連絡するで解説します)

 

後はやはり警察に来てもらうとお互い冷静に事故について対応できるようになりますね。

当事者同士だとどうしても感情的になったり、自分に不利益なことにならないようコミュニケーションが上手く取れなかったりします。。

男性と女性で話をする時などは特にそうですね。

女性の立場からすればちょっと怖いし不安です…

 

警察が来ることで落ち着いてその時どんな状況だったのかを説明できますので、必ず警察は呼ぶようにしましょう!

保険会社へ連絡

最後にあなたが加入している保険会社に連絡します。

目的はどちらがどのくらいの修理代などの金額を負担するのか把握してもらうためです。

これを過失割合と言います。

 

先ほど必ず警察を呼んで報告して下さいとお伝えしましたが、この過失割合を決めるのに警察が書いた実況見分調書が必要になってきます。

保険に詳しくないかたはココをよく見落としがちです(^_^;)

「警察呼ぶのメンドクサイし、任意の保険があるから対物保険でなんとかなるでしょ!?」

とタカをくくっているとその時の事故を証明するものが何もないのでどうすることも出来ないといったことが考えられます。

やはり警察に報告する事は必須になってきますね(>_<)

 

それからは保険会社の出番になります。

あなたが加入している保険会社と相手方の保険会社でお互いどの位ずつ負担するのか話し合うワケです。

これを示談といいます。

注意すべき点はあなた本人が直接、保険会社や相手方と示談をまとめてしまわない事。

あなたに不利になるような条件で金額を負担することになるケースも考えられるので必ず加入している保険会社に対応をお願いして下さい。

餅は餅屋。

相手はプロなのでこちらもプロに対応してもらいましょう(^^)

 


 

以上あなたが対応すべき5つの項目について解説させてもらいました!

これらの手順通りに対応すれば、事故を起こした当事者として(被害者であっても)きちんと責任を果たしたと言えるでしょう。

 

ところが、あなたが思っている通りに「こと」が進まないケースもあります。

 

なぜなら、事故の当事者には相手方がいるからです。

相手にも様々な事情があり、すんなりコチラが対応したいように応じてくれない事も多いんですよね(^_^;)

そこで、次では「こんなケースに注意しておきたい」という事態についてご紹介しておきたいと思います。

スポンサードリンク

こんな時はどうする!?

「忙しい、急いでいる」といってその場を立ち去ろうとする場合

相手方が加害者の場合に多いケースです。

とにかく面倒なことになったので、そのまま逃げようとすることも考えられます…

もちろん、警察が来るまで待ってもらうことが先決ですが、どうしても応じない場合は運転免許所の番号携帯番号をメモしておくことをおススメします。

最悪それだけあれば警察に相談する事もできるので、そこまで教えてもらえたらその場から離れることも認めて良いと思います。

本当に急ぎの用事があるかもしれませんし、後で対応してくれるつもりならその位はおしえてくれるハズですから。

「保険を使いたくない」と言っている場合

こう言ってくる理由は保険を使ってしまうと月々の保険料が後に上がってしまうからなんですね。

まあこの意見に関しては「あなたも事故を起こしてしまったワケですからそれは仕方ないでしょ?!」と言いたくもなります(^_^;)

 

100%こちらが悪いのであれば保険の適用は無い訳ですし、そちら側にも過失があったのならばその分の責任は果たすべきだと感じます。

いろいろ難癖つけてくる場合、当事者間での話し合いでは折り合いがつかないことが多いので、保険会社に間を取り持ってもらうことが一番良いかと思います。

最後に一言

長々とご説明させて頂きましたが、少しはお役にたてたでしょうか?

事故を起こすとやはりどうしてもドキドキしたり、逃げ出したくなったりします。

 

ですが、それはあなただけではありません。

相手方もそうなんです。

 

たまにひどく興奮して、さも自分は悪くないとまくしたてる人がいますが、そういう方も本当は不安な気持ちがあります。

なので感情的にならずに、冷静にここでお伝えしたことを実践してもらえれば良いかと思います。

 

もし頭が真っ白になってしまったら、落ち着いて車を停め、警察に連絡しましょう。

相手方が逃げたり、応じなかったりしてもまずは警察。

指示に従うだけで後のことはなんとかなりますので心に留めておいてください。

 

本当は事故にあわない事が一番なのですが、万が一の時にお役にたてれば幸いです(^^)

 

スポンサードリンク