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喪中で年賀状が出せないとお知らせが来たら返信のメールはどうする?

「喪中につき新年のご挨拶を控えさせて頂きます。」

先日、知人からこのようなメールが届きました。

そろそろ年賀状の準備に入る人が多い時期にメールで来たという事は、喪中のハガキでは間に合わない可能性があるので、その前に事前に知らせてくれたのでしょうね…

正直、その方が喪中だとは知らなかったので、いつも通り年賀状を送る所でした。

事前に知らせてくれたので、返信をしたいと思ったのですが、

返信メールの文面はどのようにしたら良いのでしょうか?

なるべく相手に失礼のないように返事をしたいのですが、なにせこのようなケースが初めてなのでどうしたら良いのかわかりません(汗)

 

このようなケースで困ったことはありませんか?

メールといえども最低限のマナーを守って返信したいところ。

そのポイントをお伝えしますので、参考にしてみて下さい。

喪中の相手へメールの返信のポイント

ポイントは

  • 相手への気遣い、配慮
  • 励ましの言葉

この二点を文章として伝えることです。

「心中お察しいたします。」

「お悔やみ申し上げます。」

という一言は添えましょう。

 

さらに知人でも友人など比較的近い存在の場合は、励ます言葉を入れても良いかと思います。

「ツラい時はいつでも話を聞くよ。」

と言われれば相手も嫌な気持ちにはならないはずです。

 

文例としては

この度はお悔やみ申し上げます。

辛い時期だとは思いますが、いつでもメールしてもらって構わないので、私でよければまた連絡下さい。

手短にこれくらいで済ませることが大事だと思います。

これで相手にはしっかりメールが届いたと分かりますし、気遣いの言葉も入っているので不快にはならないかと。

 

目上の方などの場合は

〇〇(自分の名前)です。

急な事で大変驚いております。

この度はお悔やみ申し上げます。

これだけでも十分かと思います。

あまりなれなれしく元気づけるような言葉は必要ないでしょう。

メールの場合はハガキに比べてあまり堅苦しくならずに返信できるのでそこはやり取りがしやすい一面がありますね。

 

さて、メールで喪中の連絡がきた場合、年賀状は相手からは届きません。

ではそれで良いのかと言うと、そうでもないんですね。

寒中見舞いをだすのが相手の事を気遣ったマナーというもの。

せっかくなのでその一歩先の大人の常識についても学んでおきましょう(^^)

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喪中の方には寒中見舞いを送るのが大人のマナー!

相手が喪中の場合「年賀状を送るのは控えさせていただきます。」という意味でハガキやメールでお知らせを出します。

あくまでも先方の都合の話であって、厳密にはこちらが年賀状を送ってはいけないというワケではありません

 

とはいえ、前もってメールで知らせてくれた方に年賀状を送るのは失礼な気もします(^_^;)

どうしても「おめでとう」感がありますからね…

 

そのような時は寒中見舞いを出すのが良いですよ~という事です。

寒中見舞いは通常1/8から節分までに出すハガキのことで、

本来は「厳しい寒さが続くので体調をくずされないようお気を付け下さい。」という趣旨のハガキとなりますが、

年賀状は控えさせていただいたのでで改めて寒中見舞いでご挨拶させて頂きます。

という意味合いで送ると相手にもその気持ちが伝わります♪

 

例えば、

寒中見舞い申し上げます。

ご服喪中と存じ、新年のご挨拶はご遠慮させていただきました。

お辛い時期が続いていると存じますが、今年一年が良い年になりますようお祈り申し上げます。

寒い日が続きますので、体調など崩されませぬようご自愛ください。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

この様に相手への挨拶と寒い日が続くので風邪など引かないよう気遣いの言葉を伝えることが大事です。

年賀状を送らない場合は必ずこの寒中見舞いを出しましょう。

最後に

ここまで、メールの返信から寒中見舞いについてポイントや文例をご紹介しましたが参考になりましたでしょうか?

最後にお伝えしておきたい事としてメールの返信はあえて出さないのもありだということ。

というのも相手(喪中)の方の気持ちを考えてみることが大切だからです。

 

メールで送ってきたという事はいうなれば最近お亡くなりになったということ。

当然、悲しい気持ちでいっぱいのはずです。

そういた時にメールを丁寧に返信するよりも、あえてそっとしておく方が良い場合もあります。

 

先ほども申しましたように喪中のお知らせはいわば年賀状を送るのを控えるという通知になりますので、

必ずしも返信が必要というワケではないんですね…

 

「結局どっちなの?」

と言われそうですが、私の場合その判断は相手との間柄を考えてから決めています。

自分にとって身近な友人などであれば、私はやはり一言お悔やみの気持ちを伝えたいので、短文でもメールの返信をします。

逆に遠方の親戚だったり、最近連絡をとっていない方だったりすれば、あえて返信しないこともあります。

要はあなたが返事を出したいと思うかにもよるということです。

 

相手からすると返事がなかったとしても、それほど気にされないと感じます

なぜなら先方からの通知がメインだから。

 

ただし、仮にメールの返信をしなかったとしても、必ず寒中見舞いは出しましょうね。

出すことで相手にとって失礼にあたることはないからです。

 

あなたと相手にとってどのような対応がベストなのか、一度考えてみると良いと思います。

 

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