Usefulブログ

土木施工管理技士2級の難易度は?独学で合格する秘訣!

2級土木施工管理技士って、難しそうな名前ですよね。

この試験は毎年一回、10月下旬に実施され、合格発表は2月中旬

もはや受験したことすら忘れかけている頃です(笑)

 

学科試験と実地試験(どちらもペーパー試験)が同日(午前と午後)に実施され、学科試験のみ合格した場合は、次年度に限り学科試験が免除になります。

合格定員が決められている試験ではなく、全体の6割以上得点すれば合格できると言われているので、競争試験というワケではありません。

むしろ、自分がしっかり勉強してきたことを発揮できれば合格できる試験と言えるでしょう。

さて、試験の概要がわかったところで、

受験を検討されている方がもっとも知りたいのは、

難易度、独学は可能か?勉強法は?

といったところですよね。

2級に合格した私が詳しくお伝えしていきますよ~

土木施工管理技士2級の難易度はどれくらい?

難易度としては、中の上ぐらいでしょうか?

専門的な内容のため一概には言えませんが、某通信講座の資格一覧を参考にすると、簿記2級、ファイナンシャルプランナー、ケアマネージャーと同レベルの難易度・学習期間とされています。

合格率は、その年によって変動しますが、学科試験50~60%、実地試験35%前後です。

 

しかし、これは申込者数に対する合格者数なので、中には記念受験のような受験者も含まれるので、実際にはもう少し合格率は高くなるのではないかと思います。

実際にしっかり勉強をして、60点以上とれる実力を付けていれば合格できる試験なので、この合格率にビビる必要はありません。

独学は可能か?

独学で合格することは可能です。

私の場合は、上司のサポートもありましたが、市販の参考書を使って、独学で合格しました。

会社からのススメで受験することになったので、もし講座を受講する場合は、その受講料も会社が負担してくれる、という完全なバックアップ体制があったのも大きかったです(^^)

しかし、20万円以上する受講料を会社に払ってもらって、不合格だった時の辛さを真っ先に考えてしまい、ビビりの私には「通学」という選択肢はありませんでした(^^;

そして、その講座を受講するには、毎週末、電車に乗って通学し、朝から夕方まで受講する必要があり、この時の私にとって週末のデートも大事でしたので、ほとんど迷わず「独学」を選びました(笑)

1級土木を持っている上司に、「独学でもじゅうぶん合格できる!」と軽く言われたことにも後押しされましたね(^^)

実際に合格した勉強法

では、ここから私が実践した勉強方法を具体的なポイントを交えてお伝えしますね。

参考書選び

書店の資格参考書コーナーに行って、テキスト問題集を一冊ずつ買いました。

どの出版社から出ているテキストが良いのか、どんな問題集が良いのか、さっぱりわからなかったので、数冊手に取り、パラパラ~っと中身を見て、色使いやレイアウトなど、直感で「これならちょっとはヤル気になれるかも!?」というものを選びました。

私が購入した参考書は、この2冊のみ。

おそらく最も少ない出費で合格できたと自負しています♪

勉強の進め方

【失敗した方法】

とにかくテキストの1ページ目から読み進めました。

まだ実務経験が浅かったこともあり、最初の壁は、専門用語の意味どころか、読み方すらわからなかったことです。

そのため、テキストを読んでも内容が頭に入って来ず、最初の10ページぐらいで飽きて来て、分厚いテキストを目の前に、途方に暮れました…。

それでも勉強をやめるわけにはいかなかったので、30ページぐらいまではテキストを読んで、横のページにある設問を解いては不正解ばかりに落ち込み…まさに負の連鎖でしたよ(T_T)

【成功した方法】

これではダメだと思い、テキストは一旦横に置いて、問題集に取り掛かりました。

学科試験は4択のマークシート方式なので、内容を完全に理解できていなくても、問題を解き進めることはできました。

この「(わからないなりにも)前に進んでいる」という感覚が、モチベーションを保つためには必要だったのです(笑)

そして、この「わからないなりにも問題を解き続ける」ことが、私が独学で合格した秘訣だと思います!

 

要は考え方を変えたワケです(^^)

 

最初の一回目は、問題文を読んでも答えはわかりません。

4択のうち、適当に答えを選んで解答と解説を読みます。

ここが一番大事なところ!

解説を読んで、正しい文章はそのまま覚え、間違っている文章はどこがどう間違っているのかを理解し、覚えるのです。

ただ単にテキストを読み進めるより、100倍内容が頭に入ってきました!

問題集を解くうちに、問題のパターンがわかってくるようになりました。

「このパターン、前にも出てきた!」

「前の問題と似てるけど、ちょっと引っ掛けのこんなパターンもあるのか!」

とわかることによって、実際の試験問題もこんな感じなんだな~とイメージをつかむことができました。

スポンサードリンク

一冊の問題集を何回も繰り返し解くこと

次々たくさんの問題集を買って解くのではなく、私は一冊の問題集を3回転ぐらい解きました。

予想問題や過去問集を買って解いた方が良いのかな?とも思いましたが、一冊の問題集でもパターンをつかむことが出来たし、あまり時間がなかったこともあり、

「徹底的にこの一冊をやる!」

と決めて取り組みました。

結果的に、一冊の問題集でも、何の問題もありませんでした(^^)

実地試験対策

試験の一週間前に、実地試験で実務経験を記述する問題があることを知り、上司に相談しました(汗)

上司に問題集を見せて、私の実務経験をもとに解答例をいくつか一緒に考えてもらい、それを丸暗記に近い感じで、キーワードと内容を覚えました。

実際の試験では、用意(暗記)してきた文章をアレンジして書く…ということで、合格点に達することができましたよ。

これには正直焦りましたが、上司の助けが大きかったと感謝しています。

勉強時間の確保

幸いなことにほぼ残業なしで帰れたので、平日は夜1~2時間勉強していました。

もちろん、疲れていて勉強できない日もありました。

週末は、ちょっと早起きをして、カフェなどでモーニングをした後、1時間ぐらい勉強していました。
(長時間、勉強のために居座るのは迷惑なので注意が必要です!)

その後は、遊びに行ったり、デートをしたり(笑)

勉強する時は短時間でも集中して、遊ぶ時は勉強のことを忘れて全力で遊ぶ!!

メリハリを大切にすることで、常に勉強に縛られているストレスを軽減していました(^^)

心構え

私は、会社で受験宣言をしてしまったので、プライドを守るためにも必死でした(笑)

そして、一年に一回しかない試験です。

もしダメだった場合、もう一年この勉強をするのか…と思うとゾッとしたので、何としても今回で合格する!という気持ちで勉強しましたね。

合格すると資格手当がついたり、昇格に有利だという話を聞きます。

ダラダラ勉強するのではなく、「一回勝負!」と腹をくくってやりませんか?(^^)

まとめ

2級土木に合格するためには…

  • 60点取れば合格できる!(競争試験ではない、自分との闘い)
  • 独学でも合格できる
  • 一冊の問題集を解きまくる!
  • 問題集の問題文の内容を覚える
  • テキストより問題集の解説を読む方が効率が良い
  • 実地試験の実務経験記述問題の対策は早めに!
  • 勉強と自分の時間のメリハリをしっかりつける

このポイントをおさえて真面目に勉強すれば、独学でも合格できない試験ではありません!

合格すれば役に立つ資格です!サクッと合格してやりましょう♪♪

以上、参考になれば幸いです。がんばってください(>_<)

 

スポンサードリンク