「ピー…」
「あれ?おかしいな?エンジンかからない。。」
車を運転しようとスイッチボタンを押しても、ピーといってエンジンがかかりません(汗)
どうやらバッテリーがあがっているようです…
「どうして急に?」
そう思ったのですが、今朝の通勤を思い出して「しまった…」と後悔しました(~_~;)
会社までの道のりでトンネルを通るのですが、ライトを点灯してそのまま消さずに運転してしまったと思い出しました。。
夕方、帰る時に気付いても、もう手遅れ。
バッテリーの充電がなくなってしまったというワケですね。
バッテリーが動かないとエンジンはかかりません。
さて困りました。
あなたにもこういった経験はございませんか?
エンジンがかからないと正直焦りますよね。。
こういった時はどのような対処をすれば良いのか。。
大丈夫です!
ある手順で作業していくだけで、きちんと動くようになります。
ですが、その為にはちゃんとポイントをおさえていくことが重要。
誰でもわかるように解説していきますので、ゆっくり読み進めて行ってください(^^)
対処法はこの2つ!
バッテリーが上がってしまった場合の対処法は次の二つです。
- 他の車のバッテリーを利用してエンジンを動かす
- バッテリー自体を交換する
あなたの車のバッテリーが動かない状態なので対処法はこの2つしかありません。
他の車のバッテリーを利用してエンジンを始動させることを「ジャンプ」と言います。
要するに他車の力を借りてちょっと強引にエンジンを動かすワケですね。
エンジンは一度動き出せば、走行中に充電ができるので、次にエンジンをかける時は普通にかかるようになっているはず。
それでも、またエンジンがかかない場合はもうバッテリーが充電できない状態になっているので交換するしかありません(;^ω^)
よって、まずはこのジャンプという作業をやってみる必要があります。
やったことのない方には少し難しそうに感じるかもしれませんが、手順がきちんと決まっているので、その通りにやれば10分足らずで作業できます♪
より具体的な方法をこれからお伝えしますね!
まずは必要な物を揃えよう!
先ほど、他の車のバッテリーを利用してエンジンを動かすとお話しましたが、その為には他の車とバッテリーをつなげる道具が必要になります。
よって
- 救援車(バッテリーをつなげる車)
- ブースターケーブル(ジャンプケーブル)
この2つが必要という事になりますね。
救援者は近くにいる車に助けを求めても良いでしょうし、恥ずかしいのであれば家族や友人に連絡してお願いしましょう。
ブースターケーブルはカーショップやホームセンターに売ってありますし、もし家族、友人が持っているのであれば持ってきてもらいます。
↑これがブースターケーブルです。
持っていない方は「ブースターケーブル」と検索すると見つかりますので、ご準備お願いします。
Amazonで安くブースターケーブルを手に入れる。
ここまで準備が出来たら、実際にバッテリー同士を接続してみましょう!
ブースターケーブルのつなぎ方
ケーブルを使って故障した車と救援車をつなげる作業を行いますが、
大事なポイントは接続する順番。
これを誤るときちんとバッテリーが始動できませんので、必ず順番通りにやる必要があります。
具体的には次のような手順で作業します。
- ボンネットを開ける
- 故障者のバッテリー(+)に赤いブースターケーブルを接続
- 救援車のバッテリー(+)に赤いブースターケーブルをつなげる
- 救援車のバッテリー(-)に黒いブースターケーブルを接続
- 故障者の車のバッテリーから離れたエンジン本体の金属部分に黒いブースターケーブルをつなげる
次からより詳しく見ていきましょう!
ボンネットを開ける
まずは車のボンネットを開けてバッテリーを見つけないといけません。
「ボンネットを開けたこともない…」
以下のやり方で開ける事ができるのでご安心ください(^^)
【ボンネットの開け方 】
まず、ハンドル席の扉付近にこういったマークのレバーがあると思いますので探してみて下さい(>_<)
そこを引くと「ガコッ」という音がします。
ボンネットが少しだけ浮いているのでそれを持ち上げます。
中身をみれると思いますが、手を離すとまたしまってしまいますので、
つっかえ棒を右側の穴に差し込んで、扉を固定して下さい。
まずはボンネットが開けられないと作業できませんので、やり方をみながら開けてみて下さい(>_<)
故障者のバッテリー(+)に赤いブースターケーブルを接続
ボンネットをあけたらいよいよブースターケーブルを接続していきます。
まず、赤いケーブルを手にして下さい。
そしてボンネットの中にあるバッテリーを見つけます。
これがバッテリーですね。
左側にある赤い(+)の端子からつなげていきます。
キャップを外して、
ケーブルをこの様に噛ませます。
救援車のバッテリー(+)に赤いブースターケーブルをつなげる
次に赤いケーブルの反対側を今度は救援車のバッテリーにつなげる作業をします。
救援車も同じように赤い+の端子があるので、そこにもう片方のブースターケーブルを繋げます。
これで赤いケーブル同士の作業は完了です。
救援車のバッテリー(-)に黒いブースターケーブルを接続
次に今度は救援車側からケーブルをつなげていきます。
(-)の端子に黒いブースターケーブルを接続します。
必ず救援車側、つまりバッテリーがあがっていない方の車から先に接続して下さいね。
故障者の車のバッテリーから離れたエンジン本体の金属部分に黒いブースターケーブルをつなげる
最後の作業です。あとちょっとなので頑張ってください(^^)
黒いケーブルの反対側を故障した車の金属部分に接続します。
エンジン本体に端子があるかと思いますので、そこにつなげておきましょう。
ここで注意点なんですが、故障車のバッテリーにつないではダメです。
そうではなく、必ず故障車の金属部分に接続して下さい!
これでケーブルの接続は完了です!
お疲れ様でした(^^)
ここまでくれば、後はエンジンを始動させてバッテリーを動かす準備が出来たという事になります。
何度もお伝えしていますが、必ずこの順番で接続して下さいね(^_^;)
エンジンのかけ方
ブースターを接続すれば、あとは救援車のエンジンをかけてバッテリーを動かすだけです。
ですが、ここでも順番が大事になってきます(^^ゞ
まずはこの通りにやってみて下さい。
- 救援車のエンジンをかけて、そのままの状態でアクセルをゆっくり踏む
- エンジンの回転数を1500回転まで上げる
- そのままの状態で5分ほど待つ
- 故障車のエンジンをかける
- エンジンがかかったら、ブースターを外す
- 故障者のエンジンはそのまま10分程かけた状態にする。
ここまで出来れば、バッテリー上がりは解消されますので、安心して車に乗ることが出来ます♪
注意点としては、
故障者のエンジンがかかりにくい場合は、少しアクセルを踏みながらエンジンキーを回してみて下さい。
また、故障車のエンジンがかかったら、救援車のエンジンは切っても大丈夫です。
そこからブースターの取り外しを行いましょう。
またまたくどいようですが、取り外す際にも手順を守ってもらいます(^^ゞ
今度は接続した順とは逆に外していきます。
つまり、
- 故障車の金属部分にあるブースターを外す
- 救援車の(-)端子にあるブースターを外す
これで黒いブースターケーブルは車から離れることになりました。
手に持って作業せずに、必ず地面に置き、次に赤いケーブルを外す作業に取り掛かります。
- 救援車の(+)端子にあるケーブルを外す
- 故障車の(+)端子にあるケーブルを外す
取付けた順番とは逆の手順だとおわかり頂けたかと思います。
これで本当に対処法としては完了になります。
お疲れ様でした(^^)
最後に
いかがでしたでしょうか?
最後にまとめとして、これまでの一連の流れを動画でわかりやすく解説しております。
おさらいとして見て頂くとより理解が深まります♪
正直、私が最初に挑戦した時はやはりマニュアルを見ながら手さぐり状態で作業しました(^^ゞ
慣れていないと、「どっちがどっちだっけ?」みたいな感じで混乱してくるからです。。
ここまで何度もお伝えしているように、
バッテリー復旧にはその作業手順が重要ですので、間違えるといつまでたっても上手くいきません。
さらに、電気を扱っているので危険な目に遭う可能性もあるワケです。
なので、慎重に慎重を重ねて作業するくらいの気持ちでいましょう。
できれば、作業に慣れた人がいる時に一緒にやるのがベストだと思います。
最後になりますが、今回の様にバッテリーがあがってしまったのであれば、交換も早めに検討して下さい。
バッテリーの交換にはどれくらいお金が必要なのか?といった具体的な金額や、
あなたの車に合ったバッテリーを安く手に入れる方法などをご紹介しています。
よろしければコチラの記事を参考にしてみてください↓↓
⇒車のバッテリーを交換!値段の相場はいくら!?
バッテリー自体が充電しにくい状態にある可能性もありますので、ガソリンスタンドに行った際にバッテリーのチェックもお願いしてみましょう。
以上、参考になりましたら幸いです(^^)