「寒中お見舞い申し上げます。」
今年の春から就職する会社から突然寒中見舞いのメールが届きました。
内定先からのこういったメールが届くのは大企業などで結構あります。
初めての事でビックリされたかもしれませんが、問題はその後の対応ですよね?
もちろんあなたがこれから勤める会社からのメールなので返信した方が良いですし、なるべく早く社会人としてきちんとした文面で返事をすれば好印象をもたれるはずです(^^)
といっても、基本的な書き方というものがありますので、そこさえ押さえておけばOK。
人事部に勤めている私の経験を元に、どういった返信メールを書けばよいのかそのポイントをこれからお伝えしていきますね。
寒中見舞いの返信メールの書き方と3つのポイント!
本来、寒中見舞いとは一年の中でいちばん寒さが厳しい時に送る挨拶のことです。
「寒い時期が続きますが、風邪など引かないようお気を付け下さい。」
という相手を思いやる気持ちが含まれているワケですね。
あなたへメールを送ってきた会社もそういった気持ちを込めて送信しているはずです。
素敵な会社ですね(^^)
失礼のないようにキチンと返信しましょう。
その為のポイントは次の3つ
- メールをいただいたお礼を述べる
- 今後に向けた挨拶を入れる
- 健康に関する気遣いを文章に入れる
より詳しくみていきます。
メールをいただいたお礼をする
内定先からメールをいただいたのでコチラが後からの返事になります。
まずはキチンとその事に関してお礼を述べましょう。
メールの文面からどういったメッセージが込められているかをきちんと読み取り、それに対してリアクションしていく形になります。
今後に向けた挨拶をする
一種の意思表明のような感じですね。
それほど難しく考える必要はありませんので、
一言「頑張ります!」というニュアンスの言葉をいれると、
「お、この人はヤル気あるな。」
とアピールできますので、やっておくと得ですよ(^^)
健康に関する気遣いを文章に入れる
最後の締めとして身体に関する気遣いの文言をいれると、相手を思いやる一歩大人の文章となります♪
先ほどもお伝えしたように寒中見舞いは相手をいたわる気持ちを文章にしたものですから、必ずいれるようにしましょう。
寒中見舞いの返信メールの文例はコレ
この3つのポイントをふまえて、文例を考えてみました。
~ここから~
ご丁寧な寒中お見舞いのメールをいただき、ありがとうございます。
この度4月から入職させて頂きます〇〇(自分の名前)と申します。
入社してからは、新人研修や現場などでお世話になるかと思いますが、いち社会人としてはやく一人前になれるよう尽力致します 。
御社で働けることを楽しみにしております。
これからも寒い日が続きますが、社員の皆様のご健康をお祈りいたしております。
このような文章をいただく事はなにぶん初めてのことでして、拙い文章になってしまったのであればお詫び申し上げます。
簡単ではございますが、寒中見舞いの返信とさせていただきます。
それでは失礼いたします。
~ここまで~
メールの文章を送る際に気を付けておきたいのが改行です。
文字をぎっしり詰めてかくと、メールをパッと開いた時に読む気がなくなります^^;
こういった事も相手への気遣いの1つとなりますので、適度に改行して読みやすい文章を心掛けましょう(^^)
最後に
寒中見舞いの返信メールについてその書き方のポイントと文例をお伝えしましたが参考になりましたでしょうか?
文例はそのままパクってもらっても結構ですし、ご自身でアレンジしても大丈夫です♪
ただポイントだけは外さないようにして下さいね。
「一応書いてみたけれど、これでいいのか不安…」
という方も中にはいらっしゃるかと思います。
そこでおススメしたい対処法として学校の進路指導部に相談するという方法があります。
相談する相手は社会で働いている大人ですし、進路指導担当なので内定先に対してどんな文章を書けばよいのかは知っているはず。
どうしても苦手な方は書き方を教えてもらいましょう。
もしくは自分で書いてみてチェックしてもらうのもアリですね(^^)
厳しい指導部でしたらダメ出しを食らうかもしれませんが、社会人として知っておいたほうが絶対によいので、良い機会だとおもって勉強しましょう~
最後に一つだけ注意点。
それは返信メールを送る時期です。
寒中見舞いは通常1月7日~2月4日の間に出すのが通例です。
メールが来たら出来るだけすぐに返信をするようにすべきですが、もし2月4日をすぎているのであれば、それは「余寒お見舞い」となります。
よってメールの文頭に「余寒お見舞い申し上げます。」と一言そえると、
マナーを良く知っている人という印象を持たれますので、ここも要チェックですね♪
これから社会人になるとこういったメールでのやり取りを社外の人と行っていかなければいけません。
これも一つの練習と考えて、しっかりしたメールを返信するようにして下さいね。
その参考になれば幸いです(^^)