「○○君、昨日は休みだったのに急に出てきてもらって、助かったよ。代わりに振替で明日休んでいいから。」
といわれたことありませんか?
実はコレ、あなたの給与に大きくかかわる問題が隠されています。
最近忙しくなって休日出勤する回数も増えてきて、よく耳にするようになった「振替(休日)」と「代休」
この二つは似ているようで大きな違いがあります!
会社の人も良く分からずに使っている人も多いので、ここでしっかり学んで、間違っていないか一度確認してみる事をおススメします。
大切なあなたの給料に関することですので^_^;
それでは次から詳しく見ていきましょう~
休みの変更は事前にあった?急にあった?
まず、振替休日になるパターンと代休になるパターンをそれぞれ見ていきますね。
同じ休みですが、違う意味を持つ二つの言葉…「代休」と「振替休日」
「ん~どこが違うかわからん^^;」
という方はある事を気にかけておくことでわかりやすくなりますよ。
ズバリポイントは
休みの変更は事前に言われていたのか?それとも急に言われて変更したのか?
という事です。
例えば、ある日の午後、会社で働いているとあなたは部長から連絡があり
「○○くん、来週の日曜日は出勤してくれないか?代わりに月曜日休んでいいから。」
と言われました。
さて、「代休」「振替休日」どっちになるのでしょう?
この場合は、「振替休日」になります。
日曜日はもともと休みでしたが、会社の指示で月曜日と休みを「取替えた」というワケですね。
前もって休みの変更があった事。これがポイントです!
では次の例、土曜日の夜、家でゆっくりしていた所、部長から電話があり、
「○○くん、急で申し訳ないが、今日(日曜日)出勤してくれないか?代わりに月曜日休んでいいから。」
と言われました。
さて、「代休」「振替休日」どっちになるのでしょう?
もうわかりますよね(^_^.)
この場合は「代休」になります。
日曜日はもともと休みでしたが、会社の指示で急に出社する事になった。
その代わり月曜日を休んで良いと言われた。この「急に言われた」という事がポイントです。
簡単に言うと、
「事前に言われたら振替休日。急に言われたら代休」
こう覚えておくことがよいですね。
皆さんの職場にも勤務表といわれる物があるかと思いますが、
私の職場では以前、あらかじめ「代休」と書かれた勤務表がありました。
「え?これは前もって休みを取替えているから振替休日じゃないの?」
と疑問に思いましたので、総務に確認したところ、やはり間違っていました。
こんな感じで混同して使っているところもあるようですね^^;
割増賃金がもらえるのはどっち?
さて、「代休」「振替休日」の区別がついたところで、その両方の一番の違いについてご説明しますね。
ココが一番の本題かもしれません(^_^.)
それは何かといいますと、
- 振替休日は割増賃金がもらえない。
- 代休は割増賃金がもらえる。
という点です。
要するに急に変更になって休みだったはずの人に働いてもらったので、その分多めに給料払いますってことです(^^)
これは法律できちんと決められたことでして、会社は払わなければならないものなんですね。
どうですか?
今まで代休としてもらえるはずだった給料を振替休日にされてもらえてなかった事ありませんか?
会社側は多く給料を払いたくないので、そうやってごまかそうとする所もあるようです。
ちなみに割増賃金は普段の1.35倍は支払われるのがきまりです。
結構大きな金額でビックリしますよね…
あなたの会社は大丈夫ですか?^^;
最後に
いかがだったでしょうか?
私はこの違いを知った時にすぐに自分の会社は大丈夫か調べてみました。
幸い、割増賃金で払われているようでしたが、もしそうでなかったらと思うと、会社に対して信用できなくなりますよね…
だって、社員に本当は払わないといけないお金をごまかしているんですから、社員をバカにしてます。
だましているのと一緒だと思います。
実際に話しを聞くとどうもそのような会社もやはりあるみたいです…
「自分の会社もしかしてそうかも!?」
と思われた方は一度会社に聞いてみる事をおススメします。
なかなか聞きづらい所かもしれませんが、
聞いてみて「こいつ、うるさいな」とけむたがれたら、
もうその会社はあなたの大事に思ってくれていないのかもしれませんね(T_T)
そんな会社で何十年も働くのは私なら耐えられません。
別の働き口を探すのもアリだと思います。
少し話が個人的な感想になりましたが、「代休」と「振替休日」の違いを知ることであなたの給料がきちんと支払われているのか確かめる1つの目安になるかと思いますので、参考にしてみて下さい。