「へっくしょん!!」
花粉症の季節がやってきました…。
ほんとこの時期は毎日が憂うつになってきますよね(-_-;)
起きていても、寝ている時も鼻水ずるずる…
実は私は子供の頃はなんともなかったのですが、大人になって30代を過ぎてから花粉症を発症しましたorz
自分には無関係なことだと思っていたのに、今では花粉症の方の気持ちがよ~くわかります(>_<)
でもですね、私自身どうして花粉症になってしまったのか、そのきっかけが良く分からなかったんですね。
大人になって発症するなんてどうしてなんでしょう?
花粉所は万病で、治す手段はないと言われていますが、発症するきっかけが分かれば対処できることも必ずあります。
実際に私はそれを知ることでどんどん症状が緩和されました(^^)
あなたも知っておくと必ず役立つと思いますので、ぜひ参考にして下さい♪
発症のきっかけは「花粉」ではない?
私は幸い病院に勤めている事務員なので、すぐに医師や薬剤師にたずねることが出来ます。
そこで色々とわかったことがありました。
先生、大人になってから花粉症になってしまったのですが、そのきっかけと言うか原因は何なのでしょうか?
原因を知るためにはまず花粉症とはどういった症状の事なのかを知っておきましょう。
花粉症とは簡単に言うと、目や鼻の粘膜が炎症を起こしている状態です。
そのため、くしゃみや鼻水が出たり、目がかゆくなったりするワケですね。
どうして炎症が起こるのですか?
炎症が起こる理由とは体内に異物が入ったときに身体を守る働きが生じるからです。
これを免疫反応と言います。
ここでの異物とはもちろん花粉ですね。
花粉が体内に入ってきたことで免疫反応が働き、その結果炎症がおきるというメカニズムが花粉症の正体です。
では、やはり花粉が発症のきっかけと言えますよね?
確かに花粉が入ることで異常な状態となってしまうと言えますが、もしそうであれば花粉を体内にいれた全ての人が花粉症になることになりますよね?
特にマスクやメガネをしていなくても、普通に生活できる人もいますし、必ずしも花粉がきっかけとは言えません。
むしろ問題は免疫反応を過剰に起こす炎症物質にあります。
花粉症の原因!炎症物質とは?
おそらく今まで花粉症とは「大量の花粉が飛んできて体内に入ることで発症する」と思っていませんでしたか?
違うのですか?
実は大量の花粉が問題を引き起こしているのではなく、たくさんの炎症物質が体内にあることで、花粉に対して過剰に免疫反応を起こし、炎症を発生させているんです。
? つまり炎症物質がたくさんあるから花粉症になると?
その通りです。
あまりピンとこないのですが、要するに炎症物質とは何なのですか?
炎症物質は普段口にする食べ物に含まれる成分が元となりあなたのカラダの中で作られていきます。
その成分を「リノール酸」といいます。
要するに、リノール酸をたくさん摂取していることで花粉症のきっかけとなる炎症物質を増やしていることになるという事ですか?
そうです。呑み込みが早いですね(^^)
ここで重要なのはリノール酸はあなたが食べている物から蓄積されるということ。
つまり、あなたが口にする物に気を付けることで、花粉症対策になると言えるワケです。
先生、そうはいってもリノール酸が含まれている食べ物なんて知らないですよ?(汗)
あなた、何の為に病院に勤めているの?そういうことは管理栄養士の先生に聞けばすぐにわかるでしょう?
とお叱りをうけたので、早速栄養管理科に行って詳しくアドバイスを頂きました。
リノール酸が多く含まれている食材とは?
先生、過剰な炎症物質の元となるリノール酸についてお伺いしたいのですが…
リノール酸については文部科学省がどの食品に多いのか、予め調査してくれています。
結論から先に言いますと油にリノール酸は多く含まれています。
まずはコチラを見てみましょう。
文部科学省HP 脂肪酸成分表 14 油脂類 から引用
意外にも植物性油にリノール酸が多いんですね!
そうなんです。リノール酸の数値が高いトップ10は全て植物性油なんですね。
わたしはてっきり動物性油のバターとかに多いと思っていました(汗)
私たちの食生活は一昔前と比べるとかなり変化してきました。
油もその一つでヘルシー志向が流行し、カロリーの低い植物性油が普及するようになってからはどの家庭でもサラダ油やごま油を調理の基本になって使われてきたワケですね。
ところが、これが皮肉な事に植物性油を使用した食べ物を口にすることで結果的にリノール酸を多く摂取してしまう事につながってしまうんです。
なるほど!だから、私のような30代より上の世代でも昔は花粉症にならなかったのに、最近になって発症する人が多いのは食生活の変化が関係しているワケですね。
今ではほとんどの食品に植物性油が使用されていますし、みんなが大好きなラーメンやスイーツといった食品にもリノール酸は含まれていますので、昔と比べて摂取する機会は多くなったことは間違いありません。
これについてはより詳しくコチラで解説していますので参考にして下さい。
つまりより炎症物質を体内に蓄えている人が増えてきているという事です。
う~ん、まさか花粉症対策が食生活を見直すきっかけになるとは…(^_^;)
最後に
ここまで花粉症が発症するきっかけと原因についてお伝えしてきましたが、参考になりましたでしょうか?
一度まとめてみると
- 花粉症は目や鼻の粘膜の炎症
- 炎症は免疫反応として身体を守る働きがある
- 問題は過剰な炎症物質が体内にあるため花粉が入ると炎症を起こす
- 炎症物質はリノール酸という成分が元になって作られる
- リノール酸は食べ物を摂取する事で蓄積される
- リノール酸は植物性油に多く含まれる
この様になります。
つまり、花粉症対策としてリノール酸を摂取しないように注意して食べ物に気を付ける事が大切だと言えます。
「でも一体どうやって?」
と思われるかもしれませんね(^_^;)
ヒントは昭和の食生活にあります。
こちらについてはより詳しくどういったメニューがよいのかお伝えしていますのでよろしければ参考にしてみて下さい↓