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みかんの白い筋の名前って何?栄養があるなら食べた方が良い?

みかんのおいしい季節になってきました。

寒くなると甘みがグッと増して、こたつの上に置いてあると1日に何個も食べちゃいます(笑)

私は個人的には大きめのみかんが食べやすくて好きなのですが、皮をむいた時に付いている白い筋(スジ)のようなものが気になったことありませんか?

「名前はなんていうのだろう?」

「これって食べた方が良いって話も聞くし、食べ過ぎるとお腹が痛くなる」

という事も耳にします。

ちょとしたことですが、ふと疑問に思ったので調べてみる事にしました。

 

幸い、私は病院に勤務していて、栄養士の方がいらっしゃるので早速聞いてみる事に♪

知っておくと得する情報でしたので、ご参考までにご覧ください(^^)

みかんの白い筋の名前は?

先生、みかんのあの白いスジのような物はなんて言うのですか?

名前は維管束(いかんそく)です。

もともと皮をむいた際にみえる白い部分を「アルベド」と言います。

ラテン語で「白い」という意味ですね。

では、このふわふわした部分もアルベドと呼ぶわけですね。

そうです。その中でも果実に付いている白いスジの部分を維管束と呼ぶわけです。

どうしてこのようなモノがあるのですか?

これはみかんの仕組みを考えるとわかりやすくなります。みかんは木になりますよね?維管束を含む白い部分は皮と果実の間にあり、根から上がってきた栄養や水分を確実に果実に届ける役割があります。

つまり大事な栄養や水分を運ぶ役目があるということですか?

その通り。もし維管束を含む白い部分(アルベド)がなければ、美味しいみかんの実は出来ない事になります。

だから決して不必要な物ではないのですよ。

なるほど~勉強になりました♪

名前の由来と意味がちゃんとあるのが分かりましたね。

他にも白い綿(わた)、白いヒゲ、きつらく、しぶ といった呼び名があるようで、地方によって違いがあるみたいです^_^;

 

みかんにとってなくてはならない大事な部分だという事は分かりましたが、

「じゃあ、人間にとっても良いものなの?」

と疑問に感じました。

要するに食べてもいいのか?メリットはあるのか?という事。

この際なので一気に栄養士の先生にたずねてみる事にします(笑)

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白い筋に栄養はある?食べた方が良い?

ここまでの説明で名前や役目などは分かりましたが、実際にアレは食べても良いものなのでしょうか?

結論から言いますと、食べた方が良いです♪なぜなら維管束にはたくさんの栄養が含まれているから。

あんなに細い繊維に栄養があるんですか?

まず、食物繊維がとても豊富です。みかんの実の約4倍含んでいるといわれており、便秘解消に効果的。

他にはビタミンP(ヘスペリジン)と呼ばれるビタミンの一種が摂取できます。

ビタミンP?初めて聞くビタミンですね(汗)

ビタミンPは細い血管を丈夫にする、血行が良くなる、LDLコレステロールの減少といったメリットがあるため、高血圧中性脂肪でお悩みの方にはぜひ食べていただきたいですね。

わかりました。私も35歳になってそろそろ肥満や血圧が気になる年齢になってきたので、捨てたりせずに食べるようにします。

最後に

ここまでみかんの白い筋について、色々と謎を解明してきました(笑)

名前や栄養素などをお伝えしましたけど、参考になりましたでしょうか?

 

一時期この白い筋をきれいに剥いて食べる方法などが紹介されていましたが、そもそも取り除く必要はないワケですね^_^;

確かに少し食感が悪い気もしますが、それも慣れていけば問題ないかと思います。

それよりも栄養が多く含まれている維管束を捨てているのはもったいない。

 

もともとみかん好きの私にとっては、甘くて美味しい、さらに栄養があるとなれば食べない理由はないですね(^^)

食べれることに感謝してこれからも大事にいただこうと思います。

 

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