車を運転中、前方の車が「ピカピカ」ブレーキランプを定期的に点灯させているという事態に遭遇したことはありませんか?

どうやらブレーキを踏んだ合図ではなく「ハザードランプ」を点灯させているようですね?

でも、いきなり前方の車がハザードランプを出したら、

「えっ!一体どうしたんだろう?」

「私、何か悪いことしたのかな?」

「どうすればいいんだろう?」

と不安になることもあるハズです。

免許取り立ての頃の私がそうでしたから(^^ゞ

ハザードランプを点灯させるという事は相手が何かしらのメッセージを発信しているということ。

その時の状況によってその意味合いは様々です。

中には違った認識で使用しているドライバーもいるみたいなので、ここでしっかりその意味を知っておけば運転中に慌てる事もなくなります(^^)

一緒に学んでおきましょう!

スポンサードリンク

本来のハザードランプの意味

ハザードランプの意味。

一言で申しますと危険を知らせる合図です。

正式名称は「非常点滅表示灯」と呼ばれ、

「前方に何かしらの危険・異常があるので気を付けて下さい」

というメッセージを伝える時に使用します。

 

この意味に当てはまるのが次の3つになります。

  • 車が故障した時
  • 渋滞の時
  • けん引している時

どれも異常事態の場合ですよね。より詳しく見てみましょう。

車が故障した場合

例えば、タイヤがパンクしてしまった。ガソリンがなくなってガス欠してしまった時など、車が動かなくなってしまった場合にハザードランプを点灯させます。

これは異常を知らせることで、後続車から追突されたりするのを防ぐためです。

 

特に夜間や高速道路では危険度が増すので必ず点灯させるようにします。

出来れば停止表示板(三角板)も設置したい所です。

路肩に停車する時に使用するケースがほとんどですね。

渋滞の時

主に高速道路での渋滞の際に使用します。

高速道路は帰省のシーズンでない限り渋滞って起こりにくいですよね?

という事は、なにかしら事故が起こった時や道路が破損した時など異常事態になった場合に渋滞になると考えられます。

高速道路はスピードを出しているクルマがほとんどですので、早めに合図しないと大参事になる可能性があるワケです。

ハザードランプを前方の車が出している時はスグに減速して、後続車にも知らせておきましょう。

けん引する時

車が故障して動かない場合は移動させる必要があります。

その際、別の車でけん引する場合はハザードランプを点灯させて徐行運転しなければいけません。

普通の車より速度が遅いので、追突されないように常にハザードを出しながらけん引する必要があるワケですね。。

 


 

このように危険や異常を知らせる合図として使用するのが本来の使い方であり、気を付けて下さいという意味があります。

ところが、最近は別の意味あいで使用することも多いようです。。

むしろ、そちらの方が良く見かけるケースだったりします(^^ゞ

そういった別の使い方も知っておくとトラブルに巻き込まれるケースもグッと少なくなりますので、もう少しお付き合い下さい(^^)

スポンサードリンク

こんな使い方もあった!?

別の使い方として代表的なのは次の2つ。

  • サンキューランプ
  • 駐車の時

サンキューランプ

いわゆるお礼の意味で使用する時にハザードランプを点灯させるという事です。

車線に割り込みさせてもらった際に、後続車に1~2回ランプを点ける車がありますよね?

「入れてもらってありがとう」のメッセージが込められているワケです。

 

ところが、これは本来の意味合いではないので事故につながるケースもあります。

「前に入れてあげたお礼だと思っていたら停止の意味だったらしく追突してしまった…」

こういった事故も起きています。

 

この場合、ハザードランプは危険を知らせる合図なので停止する可能性は十分にあったワケです。

でも、後続車がお礼の意味だと考えていたら停まるかもしれないとは思わないですよね(汗)

お互いの意識のずれが悪い結果にならないよう気を付けるべき良い例だと思います…

駐車の時

これも良く見かける光景ですが、要するに

「これからバックしますよ~」

「この空いている駐車スペースに入れますので注意して下さい。」

というサインの意味で使われます。

 

危険を知らせる行為ではありませんが、今までと違った動きをするという意味では注意喚起を促す効果もあります。

いきなりバックしてきたらビックリしますからね^^;

前方の車のランプが点灯したら、減速してぶつからないようにしましょう。

最後に:安全に配慮した使い方を意識する

ハザードランプの意味・使い方について詳しく解説してきましたが、お分かりいただけましたか?

ご覧のとおり、本来の使い方とは違う意味で使用する人がいる事が良く分かりました。

 

その時の状況によって様々な意味がありますが、一貫して言える事は

「ハザードランプを点灯しているという事は異常事態であり、車が急に停車するかもしれない」

まずはそのように認識すべきだということ。

 

譲ってくれてありがとうの点灯だったとしても、それはコチラが勝手に思っていることかもしれません。

もしぶつかって、相手が

「ちゃんとハザード点けただろ?」

と言われたらあなたに落ち度があるワケです。

 

そうならない為にもいつでも、減速・停車ができるようにブレーキは足の上に持っていく意識でいましょう。

そして後続車にも異常を知らせるためにハザードをたく余裕を持てると◎

後ろから追突されない為の対策にもなりますので(汗)

 

これから、そういった場面に出会ったら今回の事を思い出してください(>_<)

参考になりましたら幸いです。

 

スポンサードリンク