ホストファミリーが決まり、家族の名前や年齢、趣味などの情報をもらったら、
「どんな家族なんだろう~♪」
「仲良くなれるかな?」
と、期待と不安でドキドキしますね!
ホストファミリーへのお土産は、絶対に必要な物ではありませんが、
コミュニケーションのきっかけにもなりますし、これから家族になるのですから、
その気持ちを込めて、日本の物を持って行くと良いでしょう(^^)
とは言っても、決して高価である必要はなく、荷物になるような物を無理して持って行く必要もありません。
では、お土産には何を持って行くと喜ばれるのでしょうか!?
留学経験のある私が、実際に反応がよかったお土産をご紹介しますね♪
ホストファミリーへのお土産でおススメは?
喜ばれたおみやげは主につぎの5つです(^^)
- アニメのキャラクターグッズ
- 地元の日本酒など
- 和食器
- 文房具や便利グッズ
- 美容グッズ
日本のアニメなどのキャラクターグッズ
海外でも日本のアニメは人気があるようです。アニメキャラクターの文房具やタオルなど、実用的な物は喜ばれると思います♪
特に小さな子供さんがいるご家庭だと興味を示してくれます。
地元の日本酒など
留学生がホストファミリーに日本酒を持って行く例は少なくありません。
もし、日本酒を持って行くなら、定番の銘柄ではなく、地元のお酒などを選んで持って行くと、他の留学生とかぶらなくて良いかも知れませんね(^^)
和食器
高価な焼き物である必要はありません。
和柄のお皿や花瓶など、100円ショップで売っている物でも十分だと思います。
しかし、割れ物なので持ち運びには注意が必要です!
クッション材で梱包した後、タオルや服にくるんでスーツケースに入れると良いですよ。
文房具や便利グッズ
よく耳にしますが、日本の文房具はとても良くできています。
そのため、文房具はおすすめです!
ボールペンや消しゴムは、老若男女使われますし、軽くて荷物にもなりません♪
美容グッズ
フェイスパックやネイル用品などの美容グッズも良いですね!
女性の方なら、一緒にネイルをしたり、美容情報の交換もできて、コミュニケーションのキッカケにもなります(^^)
お土産を選ぶ上でのポイント
おすすめのお土産を紹介したところで、その中から選んでいっても良いのですが、
さらにこれからお伝えするポイントをおさえておくとより喜ばれるお土産をチョイスする事ができます(^^)
家族構成を調べておく
これは普段、日本人の友人や先輩などへのプレゼントや手土産を選ぶときにも、必ず意識していることだと思います。
大家族に、少量しか入っていないお菓子を渡してもモメるでしょう。
一人暮らしに大量の生菓子を持って行っても食べきれず、もらった方は困りますよねぇ?(^^;
大家族には、人数分に切り分けられる物や、個数の多いお菓子。
一人暮らしには日持ちする焼き菓子。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭には、お子さんが喜びそうなキャラクターのお菓子など、少なからず相手の家族構成を考えて選びますよね。
ホストファミリーへのお土産も当然、家族の人数や年齢に合ったお土産を持って行くのが当然のマナーと言えるでしょう。
食べ物は要注意
先ほど、お菓子を例にあげましたが、ホストファミリーへのお土産で食べ物を選ぶときは配慮が必要です。
というのは、やはり外国人なので食の好みが違います。
旅行のお土産などで、外国のあま~いお菓子をもらって「これは食べられないな…」と思った経験ありませんか?
それと同じことになりうるのです。
しかし、最近は抹茶のお菓子などが外国人に人気がありますよね。
ドラッグストアや大型スーパーで、外国人観光客向けの抹茶のお菓子コーナーもよく目にします。
抹茶のお菓子を持って行って、
「今、日本ではこんなお菓子が人気なのよ♪」
と味見してもらうのは良いかも知れませんね!
ただ、お口に合わない場合もあるので、いくら自分のお気に入りのお菓子でも大量に持って行くのは避けた方が無難でしょう…(^^;
袋入りのお菓子であれば大丈夫だと思いますが、賞味期限も気を付けて下さいね!
定番の物も注意が必要
扇子、漢字が書かれた湯呑、お箸などは、すでに持っている可能性大です!!
日本人が思う「外国人に喜ばれる、日本と言えばコレ!」という定番の物は、すでに持っている可能性が高いです。
特に扇子、湯呑、お箸は、私のホストファミリーも複数持っていました。
留学仲間の友達に聞いても、この定番の物はほぼ100%、どこのホストファミリーも持っているという結果でした(^^;
扇子やお箸は、「日本!」感満載で軽くて壊れにくいのでお土産には最適なのですが、ホストファミリーへのお土産としては、避けるべき品です(> <)
お土産を渡すときの注意点
私の失敗例を紹介したいと思います。
私のホストファミリーは、3人家族でした。
- 70代のホストファザー
- 40代のホストマザー
- 10歳の女の子
10歳の女の子と仲良くなれるチャンスだと思い、一緒に遊べる物をお土産に持って行きました。
- 和柄の折り紙
- 紙風船
- けん玉
- こま
- お手玉
しかし、過去の日本人留学生にもらったことがあったようで、けん玉もお手玉も遊び方を知っていました。
渡した瞬間、上手に遊んでいるのを見て、愕然としたことが忘れられません(苦笑)
そして、「社交辞令が通用しない」ということも学びました。
けん玉もお手玉もできるなら、「折り紙で一緒に遊ぼうね!」と言って折り紙を渡したら、「今から?」「いつ折り紙する?」と何度も聞いてきました。
日本人の私は、「また時間があるとき、一緒にやろうね♪」ぐらいの気持ちで言ったのですが、
10歳のカナディアンの女の子は
「じゃあ、今からやろうよ!」
「今がダメならいつ遊んでくれるの?」
と思って当然ですよね。
社交辞令が通じないのは、10歳の子どもだからかも知れない…と思いましたが、違いました。
ホストマザーに「あなたの眉毛、キレイね」とほめられたので、「今度メイクするとき教えてあげるよ~」と何気なく言ったつもりでした。
しかしホストマザーは「なら、今教えて!さぁ、あなたの部屋に行きましょう!」と言ってきました。
「そうか、ここは日本じゃない。相手は日本人じゃないんだ。」と実感した瞬間でした。
そして、自分は日本で普段、いかに社交辞令を言っていたのかを痛感し、日本人の奥ゆかしさって厄介だなぁとも思いました(^^;
お土産を渡すときだけに限らず、文化の違いをしっかり認識しておいた方が良いですね!
まとめ
<ホストファミリーへのお土産選びのポイント>
- 家族構成を考える
- 定番の物(扇子、お箸など)は避けた方が良い
- お菓子を持って行くなら少しだけ
- お酒なら地元の日本酒などが良い
- キャラクターグッズ、文房具、便利グッズは喜ばれることが多い
- 女性の方は、美容グッズがオススメ
- ベテランホストファミリーは、日本の伝統おもちゃを持っている
- 持って行くお土産について、ある程度説明(実演)できる知識が必要
- お土産をきっかけに、日本や地元の話をしてコミュニケーションをはかる
ホストファミリーに日本のことを知ってもらうにあたって、自分自身も勉強する良いチャンスです♪
地元の酒造について調べたり、お手玉や折り紙を練習したり…。またそれを英語で説明する準備もしておく必要がありますね(^^)
英語で完璧に説明できなくても、ホストファミリーがこちらの言いたいことをくみ取って、英語で説明してくれたら、その英語を聞いて覚えて…♪ お土産がそのキッカケを作ってくれます。
ぜひ、ホストファミリーを想像して、お土産選びをしてみてください(^^)