ぎっくり腰になって、身動きがとれない数日間、苦労するのがトイレとお風呂ですよね。
「痛くて寝返りすらうてないのに、お風呂なんて…！」
でもお風呂に入らずに我慢できるのは、季節にもよりますが、私は３日かな…(><) シャンプーしたいですよね！？
では、ぎっくり腰になったら、いつからお風呂に入れるのでしょうか？
そもそも、お風呂に入っても良いの？お風呂に入るときの注意点は？？
色々気になったので詳しく調査してみました！
ぎっくり腰になったらいつからお風呂に入れる？
ぎっくり腰の痛みのピークだと言われる３日目ぐらいまでは、起き上がってトイレに行くだけでも、数十分かかったりします。
「お風呂に入る」という行為をできる状態ではないと思いますが、夏場などは３日もお風呂に入れないのは、そっちの方が辛かったりしますよね。
ちょっと無理をしてでも、お風呂に入りたい気持ちはよくわかります。
もし、歩けて、着替えができるのであれば、腰に負担をかけないよう細心の注意を払ってお風呂に入っても良いですが、やはり「最初の３日間ぐらいは我慢した方が良い」と言われています。
その理由として、ぎっくり腰を発症したということは腰に何らかの炎症が起こっている状態なので、温めると悪化する場合があるからなんです。
逆に、急性の炎症にはアイシングをする方が良いので、湯船に浸かるなんてもってのほか。
そのため、もし３日目までに我慢できずにお風呂に入るということであれば、シャワーだけにして腰を温めないよう短時間で済ませた方が無難ですね(^^)
４日目以降のお風呂（湯船に浸かるか、シャワーで済ませるか）は、痛みによっても判断はさまざまです。
痛みが続いているときは、やはり温めない方が良いので、湯船はおすすめできません。
逆に、お風呂で温めた方が良いと言われているのは、痛みが取れて、リハビリを行う時期からです。
ぎっくり腰は、腰の筋肉に慢性的に疲労がたまることで起こるので、それを予防・改善するにはお風呂などで温めるのが効果的だという意味なのです。
何度もぎっくり腰を経験している私の場合は、このように判断しています。
２日目までは痛みがひどく、ほとんど動けないので、お風呂に入りたいとも思いません（苦笑）
３日目、痛みがちょっとましになり、腰に響かない動き方のコツなどがわかってきます。
するとお風呂に入れないストレスの方が大きくなるので、慎重な動きでシャワーだけ浴びます。
４日目以降は痛い部分をかばって動くために、他の部分がこりかたまってくるので、短い時間だけ湯船に浸かります。
水中は無重力状態になるからか、腰の痛みが消えたように楽に感じます♪
そして、こっている他の部分がとても楽になります。
しかし、長風呂は危険なので、「あぁ～気持ち良いなぁ～」と感じる程度に、ジャブンと浸かるだけにしています。
あくまでも個人的な意見ですので、痛みの状態などから判断して、自己責任で行ってくださいね(^^)
動画『ぎっくり腰でお風呂に入っていいんかな尼崎カイロ整体院（兵庫県）』
お風呂に入る時の注意点は
一つ一つの動作を無理なく慎重に行うことです。
「お風呂に入る」という行為の中で、腰に負担をかける姿勢がいくつもあります。
【お風呂に入る前】
衣服を脱いだり、着るには、前かがみになったり、足をあげたりします。
ちょっと前かがみになるだけでも、腰に激痛を感じることもあるので、椅子に座るなどして、ゆっくり慎重に着替えを行ってください。
【入浴中】
シャンプーをしようと、首を曲げるだけでも、頭の重みで腰が痛みます。
背中を丸めて前かがみでシャンプーする体勢はおそらく不可能ですし、首だけを曲げても腰に響きます。
椅子に座る、膝をつくなどして、安定した状態でシャンプーしてください。
【その他に注意する事】
（４日目以降）湯船に浸かるときは、足を高く上げる必要があるので、バランスを崩さないように細心の注意が必要です。
急な動作をすると、思わぬ激痛が走り、バランスを崩して滑る可能性も考えられます。
お風呂に入るために無理をして、悪化するケースもあります。
激痛の時期は、体をふくなどして、一日でも長くお風呂やシャワーを我慢した方が良いでしょう。
そもそもお風呂に入るのは良くない？その理由は？
ぎっくり腰の場合は、お風呂に入った方が良いのか、入らない方が良いのかは、痛みの度合いと時期によります。
痛みが強い時期（１～３日目ぐらいまで）は、お風呂は入らない方が良いです。
その理由は先ほども説明した通り、ぎっくり腰というのは腰の筋肉が炎症を起こしている状態なのです。
その状態でお風呂に入って患部を温めると、悪化してしまいます。
逆に、炎症は冷やした方が良いのです。
例えば、打撲や捻挫をしたとき、冷やしますよね？
それと同じで、ぎっくり腰も冷やした方が良いので、アイシングをして安静にすることをおすすめします。
私の知人でぎっくり腰になった日、温めた方が良いと思って湯船に浸かって温めたら、その後、動けなくなったという話を聞いたことがあります。
これは、よくある間違いのようです。気を付けてくださいね！
まとめ
ぎっくり腰になったときのお風呂について、まとめてみましょう。
- 激痛の時期（１～３日目ぐらい）は、お風呂に入って（患部を温めて）はいけない。
- どうしても…のときは、シャワーだけ。
- ４日目以降は、痛みの度合いで、湯船に浸かるかシャワーで済ませるか判断する。
- お風呂やシャワーのときは、ゆっくり、慎重に動く。急な動作は厳禁！
- リハビリ期（完治してから）には、お風呂で腰を温めると再発防止に効果的。
これはあくまでも目安です。
お風呂に入るとサッパリして、気分転換にもなりますが、無理をしないように、様子を見ながら、慎重に判断してくださいね(^^)
