先日、父親から電話がありました。
「お前、ライトつけっぱなしにしてたろ!バッテリーが上がってるじゃないか!」
いきなり怒られたのでびっくりしました(~_~;)
どうやら私が車のライトをつけたままにしてそのまま長時間放置していたため、車のエンジンがかからない状態になっているとの事。
その後、父親が使う予定だったのでとんだ迷惑をかけてしまいました(-_-;)
幸い、バッテリーは復旧させることができたので事なきを得たのですが、
「二度とこういった事にならないように気を付けないといけないな…」
そう思うと同時に、そもそもどういった原理でバッテリーが上がるのか?
これについても良く知りませんでした。。
いや、ランプを消し忘れないようにするのが一番なのですが(^^ゞ
この際きちんと勉強しておく必要があると感じましたので、詳しく調べてみる事に。
バッテリー上がりの原因についてまとめてみましたので、参考にして頂ければ幸いです。
バッテリーが上がる原因はコレ!
そもそもバッテリーとは充電ができる自動車専用の電池のことです。
車を運転することでバッテリーに電気がどんどんたまり、それを蓄えておくことができる部品といえます。
ではそのバッテリーが上がるとは一体どういった状態なのでしょうか?
簡単に申しますと、
蓄えた電気が何らかの原因でなくなってしまっている状態
もしくは
充電そのものが何らかの原因で出来なくなってしまっている状態
ということになります。
つまり、この何らかの原因というのが、バッテリーが上がる理由となっているワケですね。
その代表的なものが次の3つ。
- ライト・室内灯のつけっぱなし
- バッテリー本体の劣化
- 発電機の故障
次からより詳しくお伝えしていきますね(^^)
ライト・室内灯のつけっぱなし
バッテリーが上がる原因として一番多い失敗がこれではないかと思います(汗)
通常、バッテリーはエンジンをかける事で発電機が動きだし、充電をすることができます。
走っている時にライトをつけてもバッテリーが上がることってないですよね?
それは何故かと申しますと、ライトの消費電力よりも充電する量が上回っているからなんです。
ところが…
エンジンを切った状態でライトをつけっぱなしにしてしまうと、どんどん電気が消費されていきますからやがてバッテリー切れになってしまうワケです(~_~;)
冒頭でもお話しましたように、私もコレでやられました(^^ゞ
「でも、ライトなんて普通消し忘れたりしないでしょ?」
最初は私もそう思っていました。。
さすがに夜はだれでも気付きますよね?
注意するのは昼間なんです。。
私の場合、トンネルに入った時にライトをつけました。
そしてトンネルを抜ける時にライトを消すべきだったんですが、その時話しに夢中になっていて忘れてしまったんですよ…
それに気付かずにそのまま駐車して長い時間放置していた為、翌日父親が運転しようとしたらバッテリーが上がってしまった状態になってしまったという事ですorz
いや~、運転中は気を抜いたらいけませんね^^;
ホントに迷惑をかけてしまいました。。
ちなみに、一体どれ位の時間つけっぱなしにすると充電が切れてしまうのか?
これも調べてみると、
- 軽自動車の場合:ヘッドライト 2時間半
- 普通乗用車の場合:ヘッドライト 4時間
- 大型乗用車の場合:ヘッドライト 4時間
だとわかりました。
これ以上、時間がたつとバッテリーが上がってしまうとお考えください。
バッテリー本体の劣化
車のエンジンを動かして、いくら発電機を稼働させてもバッテリー自体が充電できない状態だったら…
バッテリー本体の劣化ということも十分に考えられます。
要はバッテリーにも寿命があるという事ですね。
本体そのものに電気を蓄える性能がなくなっているワケですから、交換することが一番の解決策になります。
では一体どの位使用したら交換の目安となるのか?
気になるのはそこだと思います。
普通にエンジンをかけて問題なくかかればOK。
変な音がしてかかりが悪かったり、いつもより長い時間キーを回したりしなければかからない、という現象が起きれば要チェックです(;^ω^)
- バッテリー液が減っていないか?
- 充電が十分に出来ているか?
まずはこの二点をチェックして、異常がなければバッテリーの劣化を疑いましょう。
こういったちょっとした異常は日頃の日常チェックが大事なんですね♪
こちらの記事では今まで車の点検をやったことのない方でもスムーズにチェックできるよう丁寧に解説しておりますので、よろしければ参考にしてみて下さい。
※この記事のバッテリー液のチェック方法をご覧下さい(^^)
ちなみに、
ディーラーにたずねてみた所、バッテリーはどれだけ丁寧に扱っても3年~5年もすると自然と劣化してくるそうです。
気になったら充電がきちんとされているか電圧をチェックしてもらうことは可能です。
ディーラーはもちろんガソリンスタンドでも確認できますので、最近バッテリーのかかり具合が悪いという方は一度お願いしてみましょう(^^)
オルタネーター(発電機)が故障している
ここまではバッテリーの充電に関してお伝えしてきました。
最後は「そもそも電気を供給する部品が壊れてしまったら充電できないよね?」というお話です(;^ω^)
電気を供給する部品とは発電機の事ですね。
別名オルタネーターとも言います。
車が走行している間はエンジンが動いていますので、その回転数を利用して電気を発生させ、バッテリーに充電させる。
この「電気を発生させる」装置がオルタネーターというワケです。
よって、オルタネーターが壊れてしまったら、電気を生み出さないので、いくら車で走ってもバッテリーに電気がたまることはないという事になります。
部品が故障してしまっているので交換するしかありません。
実はこれも先日経験させてもらいました^^;
バッテリーはチェックしてどこも異常がないように見えるのですが、「バッテリーランプ」がなぜか点灯するんですね。
走っているとランプは消えることが多かったのですが、やはり気になったのでディーラーにみてもらうと、
「充電が出来ていないですね。バッテリーが悪いわけではなく、オルタネーターが故障しているみたいです。」
と言われました。
私はオルタネーターが悪いとは微塵も思っておらず、「バッテリー本体だけの問題」だと決めつけていました^^;
まだまだ経験不足だなと思い、一つ学んだ瞬間でもありましたね(^^)
実際にオルタネーターがを交換して修理費用や元に戻るまでの期間はどれ位だったのか?
こちらの記事で詳しくまとめていますので、チェックしてみて下さい。
まとめ
バッテリーが上がる原因を詳しくお伝えしてきました。
代表的なのは次の3つでしたね。
- ライト・室内灯のつけっぱなし
- バッテリー本体の劣化
- 発電機の故障
この他にも、
- 配線のショート
- 電装品のつけすぎ
といった理由でバッテリーの充電ができなくなることがあります。
配線のショートはバッテリーやオルタネーターをつなぐ配線が何らかの原因で焼け焦げてしまい、電気を運べなくなってしまっている状態。
ボンネットをあけて配線をみてみると黒く焦げているのがわかります。
これも配線を交換する事で対応できます。
電装品のつけすぎは要するに電気の無駄に消費している状態です…
たまに見かけませんか?
ナンバープレートやサイドミラーがやたら光ったくるまを^^;
あれもドンドン電気を消費しているので、その分充電の減りも早くなります。
また、オーディオやテレビも長時間エンジンを切ったまま使用するとキケンです。。
あっという間にバッテリーが上がってしまうことになりますので、適度に充電させるために車を走らせましょう。
「駐車していても、エンジンかけとけばいいんでしょ?」
そう思われる方も中にはいらっしゃいます。
確かにそれで充電はできますが、アイドリングといって迷惑行為にあたります。
よくコンビニや民家の近くでは長時間、エンジンをかけたままでの駐車はご遠慮くださいと書いてありますよね?
当たり前ですがマナーを守るようにしましょう。
ちょっと話しがそれましたが、バッテリーが上がらないようにするには、
- 定期的な点検で異常がないかチェックする
- ライトやオーディオ機器をつけっぱなしにしない事
この二点が大事です。
ぜひ忘れないようにして下さい。
最後に、
「気を付けていたのにバッテリーが上がってしまった!どうしよう?」
そうなってしまったたどうするべきか?ご自身で対処できるやり方が実はあるんですね。
具体的な方法をこちらの記事でお伝えしておりますので、予備知識として知っておくとあわてなくて済みますよ(^^)
ぜひ参考にしてみて下さい!
最後まで読んでくださりありがとうございます。