初めてぎっくり腰になって、戸惑っている人。
過去にぎっくり腰を経験して、「もう二度とこんな辛い思いはしたくない!」と思っていたのに、またやってしまった人。
どちらにしても、本当に辛いですよね…。
ぎっくり腰を治すには、とにかく安静にして耐えるしかありません。
しかし、寝ると言っても、
- 「仰向け」
- 「うつ伏せ」
- 「横向き」
どの寝方が良いのでしょうか?
「この寝方が良い!」と言われても、寝返りをうつのも痛い状況で、どのようにして体勢を変えると良いのでしょうか?
あなたに合った最適な寝方をここでご紹介します♪
ぎっくり腰になったら寝方はうつ伏せが良いの?
ぎっくり腰になったときの寝方について、
「ぎっくり腰のときは、うつ伏せが良い!」という説と、
「腰痛の人は、うつ伏せはダメ!」という説と様々です。
具体的には…
【うつ伏せ推奨説 】
- 前かがみの状態でぎっくり腰になったのだから、反対に反らした状態(うつ伏せ)で寝たら治るという説
- 仰向けは腰が床から浮いて腰に負担がかかるので、仰向け反対説
【うつ伏せ反対説 】
- うつ伏せになると、顔を右か左に向ける必要があり、体がねじれるのでオススメできない、という説
- うつ伏せは、腰が反りすぎるため、腰に負担がかかるという説
「結局、どの寝方が良いの!?」と思いますよね。
実際に私もそのような情報に振り回された一人です(^^;;
ではその後どうしたのか?
腰に負担をかけないよい寝方とは?
そこで、私がぎっくり腰になったときの寝方について紹介したいと思います。
仰向け
まずは、仰向けです。
ぎっくり腰になって、ベッドで休もう…と思っても、
「ベッドに横になる」という動作ですら、息が止まるような激痛に耐えながら、必死の思いで行動しなければいけません(>_<)
そのような状況で、私が一番とりやすい体勢が「仰向け」なのです。
その理由をお伝えします。
私は膝ぐらいの高さのベッド(マットはかため)を使用しています。
まず、手をつきながら、ベッドの側面の真ん中あたりに深めに腰かけます。
そのまま腕で支えながら、上半身をそ~っと横向きに枕の位置に頭を置くように横たわっていきます。
すると上半身につられて、膝が曲がった状態で足が持ち上がってきます。
そのとき、ズボンを引っ張るようにして、足の位置を微調整します(足を動かそうとしても、腰に激痛が走るので、手でジワジワと引っ張って動かします)
そして、そのまま90度コロンと寝返ると、膝を立てた状態の仰向けで寝ることができます。
膝を立てると、腰やお腹が突っ張るようなこともなく、比較的楽だと感じます。
もし家族に手伝ってもらえるなら、膝の下にクッションや丸めたタオルを入れてもらうとさらに楽ですよ♪
横向き
仰向けの状態で、じーっと寝ていると、だんだん疲れてきます。
次にとる寝方が、横向きです。
しかし、残念ながら、普段のように寝返りをうてるわけではありません。
仰向けの状態から横向きになるには、上半身と下半身がねじれないように、一本の丸太のようなイメージで行うのがポイント。
膝を立てて、足の重みを利用します。
膝が横に倒れるタイミングに合わせて、腕の重みも同時に使うと、スムーズにできますよ。
横向きになったら、膝の間にクッションを挟んだり、抱き枕を使うと安定するのでオススメです。
横向きでは、少し腰を丸めたら楽な気がします。
そして、横向きの状態に疲れたら、90度元に戻って仰向け。
次は反対側に90度転がって横向き→仰向け→横向き…のように、
私の場合は「うつ伏せ」になることはありません。
「横に転がる」という方法でしか寝返りをうてないので、90度、90度…とそれ以上寝転がるとベッドから落ちてしまうという理由もありますが(笑)
そもそもうつ伏せに寝るということが苦手なので、うつ伏せで寝たいと思うことがありません。
ぎっくり腰ではないときでも、うつ伏せで本を読んだり、テレビを見ていると、起き上がるときに腰が痛くなるので、私には向いていないのかな~と思っています。
いろんな説がありますが、大事なのは、
「自分が一番楽な寝方で寝る」ということではないでしょうか(^^)
まとめ
ぎっくり腰になったときの寝方については、
「仰向け」「うつ伏せ」「横向き」諸説あります。
それぞれに、メリットとデメリットがあり、「これが一番!」と言い切れるわけではないことが分かりました(^^;;
発症から最低3日ぐらいは、寝返りをうつのも激痛…という状態が続くので、痛みが少なく、ゆっくり休める楽な体勢で寝るのが良いと思います。
また、床に敷いた布団に横になったり、起き上がるのは、ぎっくり腰のときにはかなり大変ですので、ベッドの方が楽ですね♪
そのとき、マットレスの硬さにも注意が必要です。
ふわふわのベッドは気持ち良いですが、腰痛のときにはオススメできません。
ベッドに横になっていても、
「足を数センチ横にずらすだけ」
「首をちょっと動かすだけ」でも腰に響きます。
体のどこの部分を動かすにも、腰が関係しているんだなぁ~と痛感しますよね。
普段から腰に無理をさせないよう、いたわってあげたいものです(^^)
あなたにピッタリの寝方がみつかりますよう参考になれば幸いです。。