職場でパソコンを使うことが多く、慢性的な眼精疲労になっていると感じているあなた。

このままパソコンを使い続けたら、目の病気になるのではないかと恐れていませんか?

 

目のトラブルとして挙げられる飛蚊症についてお話しましょう。

飛蚊症の原因はパソコンなのか、お話します。

そして、飛蚊症の場合、

目に与える影響がどのようなものか?

も合わせてお伝えしていきます。

スポンサードリンク

パソコンだけが飛蚊症の原因じゃない!実は知らずにやっている習慣からも…

飛蚊症とは、目の前を浮遊物が飛んでいるように見える症状です。

浮遊物は、線状や粒状、輪っか、半透明の場合など様々です。

目をこすったり、目を閉じたりしても消えることがありません。

明るい場所に行けばいくほどはっきりと見えてしまい、気になってしまう症状です。

飛蚊症の原因の一つは、老化です。

 

目には硝子体があります。

通常は卵の白身のようになっていますが、年を取ると液化していき、しぼんでいきます。

そして、網膜とくっついている硝子体の液化により網膜と隙間ができ、硝子体の後ろの膜が網膜に映り、浮遊物があるように感じるのです。

 

年齢が問題でない場合、ストレスが原因ということもあります。

ストレスを多く受けると、活性酸素が体内に沢山発生します。

活性酸素が硝子体の組織を変質させ、浮遊物が浮いているように見えるのです。

 

通常、活性酸素が発生しても体が分解する力を持っています。

ですがストレスがある場合、分解が追いつかず、飛蚊症を引き起こしてしまうのです。

 

また、夏に多くの紫外線を浴びても同様に活性酸素が多量発生します。

テレビやパソコン、スマホなどから発生するブルーライトも同様の症状を引き起こします。

スポンサードリンク

将来が不安?飛蚊症が目に与える影響とは?

飛蚊症は視力に影響を与えることがあります。

多くは加齢が原因で起こる飛蚊症。

ですが年齢関係なく、後部硝子体剥離という状態になることもあり、網膜裂孔網膜剥離の引き金、となる事があります。

 

網膜裂孔や網膜剥離が起こると、飛蚊症のように視界に影響が出始めます。

黒っぽいものが入っているような感覚になります。

飛蚊症と思って病院を受診すると、網膜裂孔や網膜剥離が見つかるという可能性もあるのです。

 

また、硝子体出血の可能性もあります。

網膜の血管が破れ硝子体内に出血したものです。

視力低下が起こるため、気づくこともありますが、初期症状は飛蚊症に似ているため気づかないことも。

血糖値が高く、高血圧気味の方が硝子体出血を起こしやすいため、注意が必要です。

出血は、少量であれば、周囲に吸収されていきますが、再発の可能性が十分あるため、病院を受診しましょう。

 

ぶどう膜炎という可能性も疑いましょう。

網膜の後ろにある脈絡膜や水晶体近くの虹彩や毛様体のことをぶどう膜といいます。

この部分が細菌感染で炎症を起こす病気です。

視力低下や目の違和感、飛蚊症と同じ症状を引き起こすことも。

ストレスや病気が原因で免疫力が落ちている時に感染しやすいと言われています。

 

放っておくと硝子体が濁り、飛蚊症の症状が悪化していきます。

基本的には飛蚊症は生理的現象である場合が多いです。

医療機関に相談した場合、経過観察という判断をくだされることも多いです。

 

また、一過性のことも多いため、気にしないで放っている間に消失こともあります。

ただし、他の目の病気が疑われる事もあります。

ですので気になる場合は、きちんと目の検査を受けて病気の可能性を確かめましょう。

まとめ

初めは、飛蚊症の症状が気になっても、生活していく中で慣れてしまい、気にならなくなる、という傾向があります。

もし、飛蚊症の症状、浮遊物の数が増えるようであったり、視力の低下が著しかったり、目の違和感がある。

そんな場合は、1日も早く病院へ行きましょう。

 

スポンサードリンク