先日、祖母を大学病院に連れて行った時の話です。
車を駐車して降りると様々な色のナンバープレートがあることに気付きました。
白いナンバープレートもあれば、黄色のモノや緑のモノ、中には黒いナンバープレートもありました(・_;)
これまであまり意識していなかったことでしたが、
「色で分けているのは絶対意味あるよね?」
と思ったわけです。
知っている人から見れば常識かもしれませんが、よく分からないという場合はしっかり理解しておくと為になること間違いなしです(^^)
私が日頃お世話になっているディーラーさんに詳しく聞いてみました♪
これから色の意味となぜそういった色分けをしているのかわかりやすくお伝えしますので、ぜひ参考にして下さい。
ナンバープレートは大きく分けて4種類!
まずナンバープレートって何種類あるかご存じですか?
大きく分けると4つのタイプになります。
ナンバープレートは文字の色とプレートの色の組み合わせで区別するわけですね。
その4つがコチラ
- プレート(白)+文字(緑)
- プレート(緑)+文字(白)
- プレート(黄)+文字(黒)
- プレート(黒)+文字(黄)
文字で書くとなんだか分かりにくい気が…(^_^;)
イラスト付きで次から順番に解説しますね。
普通乗用車はコレ!プレート(白)+文字(緑)
まずはコレ!一番よく見かけるナンバープレートだと思います。
このプレートが意味することは「自家用の普通車」です。
自家用とは、プライベートで使用しているという事。
簡単に言いますと、お金を稼ぐための事業として車を利用する目的ではない車といえますね。
(逆にこういった車を事業用の車と言います)
ちょっと難しく書きましたが、要は買い物に行ったり、旅行に行ったりするなど、私たちが普通に使用している車の事を指すわけです(^^ゞ
「では普通車とはなんぞや?」
ディーラーさんに聞いてみました!
一番わかりやすい目安としては排気量が660cc以上の車の事を言います!
なるほど、要するに馬力がある車が普通自動車といえそうですね。
よく見ると意外と多い!?プレート(緑)+文字(白)
このプレートを使用している車は簡単に言いますと「営業用・事業用として使用している車」です。
要するにこの車を利用して何かしら利益を得ているということですね。
一番わかりやすい例がタクシーではないかと思います。
タクシーは人を乗せる代わりにお金をもらいますよね?
そういった感じで商売する為に車が必要な場合に事前に登録申請してこのプレートを使用します。
他にも、バスや霊柩車といった車もよく見ると緑プレートなんですよ!
今度見かけた時は確認してみて下さい(^_^)
軽自動車はこの色合い!プレート(黄)+文字(黒)
白プレートの普通自動車と同じくらいによく見かけるのがこの黄色プレートと黒文字の組み合わせ。
このプレートの意味合いは「自家用の軽自動車」ですね。
自家用は先ほど説明した通りです。
そして軽自動車もざっくり言いますと排気量が660cc以下の車が該当します。
小回りがきいて運転しやすい!
これが軽自動車の特徴ですよね。
最近は「これが本当に軽自動車?!」と思うほど広く感じる車もあり、
「わたしは軽自動車で十分!普通車は運転したくない!」
という会社の女性スタッフもいるくらいです(汗)
それくらい、今の軽自動車は性能や使い勝手がアップしたということ♪
さて、ここでも普通車と同じように自家用と事業用に区別できるようです。
もしかして激レア?!プレート(黒)+文字(黄)
このような車を見かけますか?
正直私はあまり見ないです(^^ゞ
意味としては「事業用の軽自動車」になります。
例えば、介護福祉タクシーや宅配便の車などがこのナンバーに該当します。
こちらも何かしらサービスを提供する事業が使用する車として事前に登録したナンバーとなりますね。
「クロッキー」とも呼ばれているらしいですね。
黒と黄色の組み合わせだからでしょうか?
それなら軽自動車もそうなると思うのですが…。まあ、それは良しとしましょう(^0^;)
ここまで4つのタイプのナンバープレートについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
言葉で伝えるとどうしても堅くなってしまいがちで、
「いまいち、ピンとこない…。結局どうやって見分ければ良いのか?わかりやすくならないの?」
私がディーラーさんから教えてもらったときは正直そう感じました(汗)
そこで、私独自のといっては偉そうですが、考え方・見分け方をお伝えできればと思います♪
見るべきポイントはたった1つで、簡単に分かる方法です。
簡単な見分け方
見るべきポイントはずばりプレートの色。
文字の色は気にしません(^▽^)
具体的にはこうなります。
- ナンバープレートが白か黄色か?
- 白なら普通車。黄色なら自動車
- ナンバープレートが緑なら「事業用普通車」
- ナンバープレートが黒なら「事業用軽自動車」
どうですか?
一番よく見かける普通自動車と軽自動車が分かるようにして、それ以外の事業用車はどっち?という感じで見分けるようにしています。
まあ正直、事業用軽自動車はあまり見かけないと思いますし、事業用普通車はタクシーやバス位なので普通車と軽自動車がポイントですね。
といっても白か?黄色か?だけなので判別は簡単♪
「あ、白プレートだから普通車。黄色だから軽!」
「タクシーだ!緑プレートだね。」
「お!黒プレート!珍しいな介護事業の車かな?」
こんな風に町で見かけた時はちょっと意識して見て下さい。
といっても、運転中などは危ないのでぼーっと見ないように気をつけて下さいね(汗)
さて、ここまで分かったところで一つ疑問が出てきました。
「そもそも、どうしてこんな色分けする必要があったの?」
ということ。
なんか色分けするのも面倒なので、全部同じ色にすればいいのに…。
何も知らない時はそう思ったこともありました(^^ゞ
でも、これもきちんとした意味があるんですね。当たり前ですが(汗)
どうして色で分けたの?
これは1つだけではなく、様々な理由があって色で区別できるように配慮しています。
ここでは代表的な3つの理由をお伝えしますね。
高速道路の料金
まず「なるほど~」と思ったのは、高速道路での料金です。
あなたも高速道路を利用しますよね?
いまはETCという便利なサービスがありますが、昔は料金所でお金を受け渡していたわけです。
そこでポイントとなるのが軽自動車と普通車では料金が違うということ。
ナンバープレートで色分けしておけば、係の人が迷わず支払もスムーズにいくというワケですね♪
これはかなり簡単で画期的な方法だと思いませんか?
いちいちこれは排気量が660以下だから軽自動車だなとか調べていたら、高速道路はあっという間に渋滞してしまいます(笑)
「どこが高速なんだよ!」とツッコまれること間違いなしです^^;
「黄色もしくは黒は軽。だから料金は〇〇円」と考えればいいわけですから、ナンバープレートの色は重要という事です。
ナンバープレートを見やすくするため
次に納得の理由としては「ナンバープレートがわかりやすくみえるため」です。
白・緑・黄・黒 は視覚的に人の目に付きやすい色として利用されているという事ですね。
「そうかな?赤やピンクの方が目立つけど…」
そう思うかもしれませんが、大事なのはプレートと文字の色の組み合わせ。
視界が悪い時でも見えやすいようにちゃんと考えられて作られているんですね
自動車税が違う?!
車を所有していると毎年、自動車税という税金を支払わないといけません。
実はこの自動車税、ナンバープレートの種類によって支払う金額が違うんです(~_~;)
簡単に言いますと、事業用の車は税金が安いです。
緑プレートや黒プレートですね。
さらに、軽自動車も普通車と比べると安くなります。
つまり、事業用の軽自動車が一番納める税金が安くなるということ。
「じゃあ、私の軽も黒プレートにして自動車税を安くしてもらえるのかしら?」
そう思うかもしれませんが、事業用の車として使用するには審査に通るために書類をそろえなくてはいけません。
どういった目的でクルマを利用するのか?といった事を詳細にしるして国土交通省の許可を得ないといけないワケです。
税金が安くなるからと言って、ここまでしないですよね?(汗)
ただ、営業用として車を使う場合はメリットがあるので会社によってはきちんと届出をして使用するということです。
最後に
ナンバープレートの謎に迫ってみました(笑)
まとめると、
- 大きく分けて4種類ある
- 普通車か軽自動車かで色が分かれる
- 自家用か事業用かでも色が違う
- 色分けするには理由がある
この四点になると思います。
今回ふと疑問に思ったことがきっかけでしたが、適当に決められていることはなく、キチンと理由があっての事だと分かりました。
突き詰めていくと、利便性だったり効率性を求めて言った結果、誰でもわかりやすいようにナンバープレートは設置されているということ。
こういった知識があると、税金対策や必要性を考えて、どういった車が一番自分にとってベストなのかが分かるようになりましたので、学んでよかったと思います♪
あなたにとってもお役に立てれば幸いです(^^)