3月になると引越のシーズンになってきます。
この度、私の会社の同僚も東京に異動になりました(T_T)
仕事をしながら引越しの準備ってとっても大変ですよね…。
私も数年前に福岡から東京に引っ越した時にちょっと困ったトラブルにあいました。
それが電化製品です。
例えば、西日本から東日本へ引っ越す場合、電化製品によっては使えない家電があるんですね。
逆に東日本から西日本でも同じことがいえます。
これはヘルツ(周波数)が違うからなんですが、家電もたくさんあるのでイチイチ調べるのも大変です(汗)
そこで、私の経験を元に誰でも簡単に使える物と使えない物を見分ける方法をご紹介したいと思います。
忙しい中でもなるべく手間をとらない方法ですので、ぜひ参考にしてみてください(^^)
ヘルツによって使えなくなる家電は何?
周波数(ヘルツ)が変わることによって、使えなくなる可能性がある電化製品は実はそんなにたくさんあるワケではありません。
なので、まずはチェックして欲しいものを先にご紹介しますね。
それは、電子レンジ、洗濯機、蛍光灯(照明器具)この3つです。
これらの家電はその地域専用に製造されているケースがあるので、引越するところでヘルツが違うと動かない、もしくは故障するといった事が起きます。
具体的には東日本が50Hz(ヘルツ)、西日本が60Hz(ヘルツ)の交流の電気を供給している為、60Hz専用の電子レンジだと東京などの東日本では使えないことになります(汗)
では、他の電化製品はどうなのでしょうか?
ここに一覧でまとめてみました。
- 性能が変化する可能性がある物 ⇒ 冷蔵庫・エアコン・扇風機
- そのまま使用できる物 ⇒ テレビ・掃除機・DVDレコーダー・ラジオ・トースター・電気こたつ・電気毛布・白熱電球
性能が変化するとは、モーターの回転数が変わることによって、今までのように使用できない可能性があるという事。
環境が変わってしまうので、故障の原因にもなります(汗)
よって、電子レンジ、洗濯機、蛍光灯(照明器具)・冷蔵庫・エアコン・扇風機
この6種類をまずはチェックしておけば大丈夫かと思います(^^)
こうしてみるとほとんどの電化製品は大丈夫だとお分かりいただけるかと。
さらに、先ほどチェックして欲しいといった家電も、数年以内に購入した比較的新しい場合はそのまま使えるケースが多いです。
かなり古い電子レンジなんかが怪しいという事ですね。
「じゃあ、どうやって見分けたらいいの?素人にもわかるの?」
という声が聞こえてきそうです^_^;
これは電化製品のある場所をみれば分かるようになっています。
しかもすぐにわかる所にあるので、まずはココを見るようにしましょう。
次で詳しくお伝えします♪
見分けるポイントは?
どこを見れば良いのか?それはズバリ側面や後ろに貼ってある仕様の部分です。
例えば、さきほど要チェックだった電子レンジ。
自宅にあったレンジの場合、このように横(側面)にシールが貼ってあるのでそれを確認します。
この電子レンジは60Hz(ヘルツ)専用と書いてありますね。
残念ながら、これは東日本では使えないという事になります^^;
次にテレビ
テレビは後ろの配線ケーブル辺りにシールが貼ってあります。
液晶になって薄くなったので確認するのもかなり楽になりました♪
こちらのテレビは50/60Hzの表示がありますね。
つまり、どこでも使えるということです♪
こういったタイプをヘルツフリーと言います。
最後は冷蔵庫。
冷蔵庫は後ろ側にシールが貼ってある場合が多いのですが、重いので後ろに移動するのが大変です(汗)
こんな時は取扱説明書で確認します♪
取説にも仕様がきちんと書いてありますので、できるだけ保存しておきましょう。
これから引越する時に新しい家電を購入する事もあるかと思いますが、ファイルにまとめて管理する事をしておくと、イザという時に困らないで済みますよ♪
こちらの冷蔵庫も幸いヘルツフリーなので東日本、西日本どちらでも問題なく使用できます。
冷蔵庫も大丈夫のようですね(^^)
さて、ここまでチェックしてみると私の電子レンジのように引越すると使えなくなってしまうモノが出てくることがあります。
つまり、要らなくなってしまうワケですが、持っていくワケにもいかないですし、処分はどうすればよいのでしょうか?
家電製品は処分にお金が掛かると聞いたこともありますが、できれば無料で済ませたいところ。
その方法をお伝えしますね♪
廃棄したい電化製品はどうする?
私がおススメする家電製品の廃棄方法は次の3つ。
- 引越業者に廃棄も同時に頼む
- 買取業者に来てもらう
- 地元の粗大ごみに出す
順に解説していきますね
引越業者に廃棄も同時に頼む
遠方に引越しをする場合、業者に頼むことがほとんどだと思います。
1人で軽トラに積んでやるのはとても大変ですからね…。
実は、引越の業者のなかには運ぶだけでなく、要らなくなった家電や粗大ごみなども一緒に処分してくれるサービスがあるんですね。
引越の見積に組み込むことができ、なおかつ無料で廃棄処分してくれるところもあるので、利用すると一石二鳥です♪
おススメはこちらの【引越しラクっとNAVI】さん。
引越と買取の両方を請け負ってくれますので、一度の手続きで全て完了できます。
さらに、買取手数料なども一切かかりませんので、電化製品によっては下取りに出すことで引っ越し料金が安くなることも♪
しつこい営業の電話や訪問などはありませんからまずは見積だけでも申しこんでみてはいかがでしょう。
⇒簡単に一括見積りがとれる【引越しラクっとNAVI】はこちら
買取業者に来てもらう
「いや、引越業者は会社が用意してくれるから、処分だけしたいんだよね…」
と言う方もなかにはいらっしゃるかと思います。
私が実際福岡から東京に転勤になった時がそうでしたから(^^ゞ
そんな方は、買取業者に頼んでみてはいかがでしょうか?
以前、私が色々調べてみていい感じの業者だったのが【ECOクリーン】と言う会社です。
この会社の良い所は、家電だけではなく、ソファーやマットレスなど粗大ごみも一緒に処分してくれるところ。
引越しの料金は家財道具の重さと距離で決まることが多いので、少しでも軽くしてお願いした方が安くなります。
実際にどれ位やすくなるのか?まずは一度無料で確認してもらったらいかがでしょうか?
地元の粗大ごみに出す
最後はお住いの地域の粗大ごみ受付センターに電話して処分してもらう方法です。
予め電話しておいて、決められた日に持ち込めばOKです。
メリットは電話一本なので、一番手っ取り早く廃棄ができる所です。
ただし、決められた日に仕事があるとなかなか難しいですし、お金も発生します。
(行政は基本的に土日祝日は休みなのでタイミングが合いづらいです^_^;)
さらに不要品を運ぶ車などがないとそもそも持ち込めないというデメリットもあります。
個人的には早めに引越し業者や買取業者に申し込んでおけば、少しはお金の足しになるのでおススメですね。
最後に
引越しの際に電化製品がHz(ヘルツ)によって使えなくなる可能性があることをここまでお伝えしてきました。
私が実際に使えないかもと思ったのは先ほどにもありましたように電子レンジでした。
古いタイプや安い電子レンジを使うと、50Hzか60Hzのどちらか専用になっているケースが多いようですね。
まあ、そこまで高い家電ではないので、買い替えるにしてもそこまで痛手ではありませんが、今度からヘルツフリー(どちらでも使えるタイプ)の電子レンジを買うようにします(^^ゞ
また、家電の処分に関しても、故障しているわけではないので比較的スムーズに買い取ってくれますね♪
業者の方もできれば一度にたくさんの買取を行いたいようなので、この際荷物になりそうなものは思い切って引き取ってもらうのも身軽になって良いかもしれませんよ(笑)
ちなみに、東日本と西日本の境目は静岡県の富士川を基準に分けているそうです。
その辺りに引っ越す予定の方は特に注意して下さいね(>_<)
以上、引越しの際にお役に立てれば幸いです。