「車がない!!」
さっきまで確実にあった自分の車がどこにも見当たらない…
レッカー移動されたような形跡もない…
となれば残念ながら盗難の被害にあった可能性が高いです(汗)
実際に車の盗難件数は年間1万3000件以上にのぼり、平均すると1日に35台の車が毎日盗まれていることになります。。
盗難にあうともちろんクルマを失うわけですが、それだけではありません。
盗んだ犯人が仮に事故を起こした場合、持ち主はあなたのままになっていますので損害額をそのまま請求されてしまう可能性もあるワケです(T_T)
これはたまったものではありません!
クルマを盗まれたあげく、自分の知らない所でおきた事故の責任を負うなんて冗談じゃないですよね(^_^;)
そんな最悪の事態を防ぐために素早く手続きをすませる必要があります。
では具体的にどんな手続きをこなしていけば良いのか?
順に解説していきたいと思います。
盗難の被害にあったら取る手続き
クルマが盗まれた場合の手続きはこの順番で行ってください。
- 警察へ盗難届を出す
- 最寄りの陸運局で抹消届を出す
- 保険会社に連絡
警察へ被害届を出す
まず最初に連絡するのは警察です。
これはどんな事よりも優先して下さい。
やることはただ一つ。「盗難届」を出すことですね。
【 盗難届を出す理由 】
盗まれた車が名義変更や継続車検を受けられないようにするため。
もし盗難車が何か犯罪に使われたり、事故を起こしても「あなたの車ではない=盗難車」であるということを一刻もはやく警察に知らせる必要があるワケですね。
これをやっておかないとどんなことに巻き込まれるのかわかりません。
すぐに警察署にいって盗難届を出すようにして下さい。
その際に聞かれる項目がコチラ
- 自動車登録番号
- 自動車の車体番号
- 自動車の色、年式など
- 所有者と使用者
- 盗難届出者の名前
- 盗まれた日時
- 盗難にあった場所
- 盗難にあった状況
- 車内にあった物
予め聞かれることをメモしておくと届出がスムーズになります。
ポイントとしては車検証のコピーを持っておくことです♪
車検証は普通、車の中にありますので盗まれた時には手元にない可能性があります。
コピーがあれば情報収集が素早くなりますし、あなたの車である証明にもなりますので一部コピーを家に置いておきましょう。
届出が終わると、受理番号というものが配布されます。
これは非常に大事な番号ですので失くさないよう保管しておいてください。
最寄りの陸運局で抹消届を出す
警察で盗難届が受理されたらそれで終わりではありません。
「え?後は車が見つかるのを待っているだけじゃないの?」
思われるかもしれませんが、いつ見つかるか分からない車は廃車手続きをする必要があるんですね。
そのため、最寄りの陸運局に行き、一時抹消登録手続きを行います。
【 一時抹消手続きを行う理由 】
クルマの使用を一時的に停止する事で、毎年の自動車税を払わなくて済む。
そうなんです。クルマには自動車税がかかります。
この手続をふむ事で一時的に廃車扱いになり、その税金を支払らなくても良くなります。
クルマを盗まれた被害者の救済措置でもありますので、登録を抹消しておきましょう。
もしこれをやっていないと、あなたの車が5年、10年見つからなかった場合それだけでたくさんの税金を支払わなくてはいけませんので(汗)
必要な物
- 印鑑証明
- 実印
- 登録・申請手数料(500円ほど)
- 車検証のコピー(持っていれば持参する)
とりあえずこれだけそろえて陸運局に行きましょう。
最寄りの陸運局がわからない場合はネットで「〇〇(都道府県) 陸運局」と検索すれば見つかると思います。
分からない場合は届出をした警察署で聞いてもOKです(^^)
保険会社に連絡
最後に保険会社へも連絡をします。
【 保険会社に連絡する理由 】
盗難車が発見されなかった場合、全損事故として保険金が出るケースがあるから
ただし、補償内容に盗難が含まれていないと難しい場合もあります。
私は月々の保険料をとにかく安くしたかったので、そのプランでは盗難はカバーできませんでした(^^ゞ
でも万が一、被害にあったらそこまで保険金がでるタイプにしておくのもアリかな~と思います。
ここは個人差がありますので一概には言えませんが高級車などは狙われやすいのそこまでカバーしてくれる保険に入るべきでしょう。
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まとめ
盗難被害にあったらどうするべきか長々とお伝えしてきましたが、まずやるべき事は警察への連絡です。
「盗まれたらすぐに警察」これを覚えておくと、その後もどうしたらよいのか行動しやすくなります。
最初はパニックになるので冷静に判断できないかもしれません(汗)
そんな時でもまず警察に行けばあなたがやるべき事をきちんと教えてくれます。
しっかり聞いてスムーズに対応するようにしましょう(^^)
ちなみに、警察は盗難被害にあった車をもちろん捜索しますが、絶対に見つかるとは言い切れません。
数ある盗難車をしらみつぶしに調べるのは時間も労力もかかるらしく、見つからないかもしれないと思っておいた方がダメージも少ないかもしれません…
といってもそんな目には遭いたくはないですよね?
こちらに盗難防止策をまとめていますので、出来る事から取り掛かると盗まれる可能性もグッと減らすことができます!
⇒車の盗難防止!おススメの対策はこの3つ!
最後まで読んでくださりありがとうございます。