結婚式の受付は誰にお願いするか、もう決まりましたか?
一般的には、新郎側、新婦側の友人に、それぞれ1~2名お願いします。
見るからに「先輩」や「上司」といった方ではない限り、どなたにお願いしても良いのですが、受付は、結婚式を印象付ける係ですし、ご祝儀を預かっていただく大変な係でもあるので、誰にお願いするか決めるのは慎重になりますよね。
そして、その大役をお願いする方へのお礼は、
- 金額はいくらぐらい?
- 誰から、いつ渡すの?
- 何を準備しておけば良いの??
結婚式の準備を進めていく上で必ずこういった疑問は出てくると思います。
私はすでに結婚式を終えておりますし、受付もやったことがあるので、その辺は経験ずみです(笑)
今回は実体験を元にわかりやすくご説明いたしますので、ぜひ参考にしてみて下さい(^^)
結婚式の受付をしてくれた方にお礼をしたいが相場はいくら位?
まず、金額の相場ですが、
受付をお願いした方へのお礼は、3,000円~5,000円という金額設定が多いようです。
列席者が多い場合や、受付の内容が複雑な場合などは、お二人の気持ちで多めに包んでも良いですね。
その時、注意したいのが、必ず新札で用意することです。
金額はいくら分必要なのかリストを作って、少し多めに新札に両替しておくと良いですよ。
ちなみに、新札は通帳、銀行印を持って銀行の窓口に行き、
「新札で引き落としをしたいのですが。」
と受付に申し出ると案内してくれますので、予め用意しておきましょうね♪
受付係は、親族側の立場としてゲストの方をお迎えし、ご祝儀を預かるという責任のある大変な係です。
そして、他のゲストより前に来ていただく必要があり、女性の方は美容院の早朝料金など、別途費用がかかっている場合もありますので、感謝の気持ちをしっかり伝えたいですね。
私が友人の結婚式で受付係をした時、お礼の中にメッセージカードが入っていて、その心遣いがとても嬉しかったです(^^)
お礼はどのタイミングで渡す?
さて、お礼を用意したならそれを「いつ渡すのか?」
これもなかなかタイミングが難しい所です(^_^;)
なにせ、自分たちの準備でバタバタしているのでついつい渡しそびれたりしないよう気を付けなければいけません…
そこで、
受付開始前に、新郎側、新婦側の親から、
「本日はよろしくお願いします」
と挨拶を兼ねて、目立たないように手渡してもらうのが一般的なようです。
私が挙式した結婚式場の場合は、受付終了後に、両親から渡してもらいました。
そのタイミングと場所はこうです。
- 挙式後、披露宴会場で(披露宴開始前に)
- 受付で預かっていただいたご祝儀を両親に渡してもらう時
- 両親から「本日はありがとうございました」と言ってお礼を手渡してもらう
また、私が友人の結婚式で受付をして、ビックリしたパターンは、こうでした。
まず、受付開始前に、式場の係の方から
「新郎新婦からお渡ししたい物がありますので、こちらへお越しください」
と、チャペルで写真撮影中の新郎新婦のところへ案内され、
新郎新婦本人(主に新郎)から
「本日はよろしくお願いします」と、直接お礼を手渡されました。
その時、挙式の準備がすべて整った状態の新郎新婦の姿を、挙式の前に見てしまう…という演出に、正直少し戸惑いました(苦笑)
「どんなドレスなのかな♪」と、ドキドキしながらチャペルのドアが開く瞬間を待つ楽しみを奪われるということですね(笑)
しかし、他のゲストの方より先に、新郎新婦の晴れ姿を見ることができたラッキー感もありました♪
何度か受付係を頼まれていますが、このパターンは初めてで、驚きましたね(^^)
つまり、「お礼を渡すタイミング」や、「誰から渡すか」は、結婚式場や、新郎新婦の事情や意向によっても、いろいろあるようです。
サプライズが好きな方は受付の方がビックリするような演出を考えるのも楽しいかもしれませんね(笑)
お礼は袋に入れる?
「お礼」は、金額が1万円以上の場合は祝儀袋(必ず「結びきり」のもの。「蝶結び」はNG。)に入れて渡します。
1万円以下の場合は、「感謝の気持ちです…」というスタンスで、小ぶりのポチ袋に入れて渡すと、受け取る側も気を遣われないでしょう。
以上の点から、受付のお礼で3,000円~5,000円の場合であれば、ポチ袋で渡すのが良いですね。
「ほんの気持ちです」や「ありがとうございます」と書かれた可愛いデザインのポチ袋もたくさんあるので、イメージに合うものを探してみてください♪
まとめ
受付をお願いした方へのお礼を準備する上でのポイントをまとめると、
・メッセージカードをつけると喜ばれる
・受付前か後に、両親から挨拶を兼ねて手渡すのが一般的
・ポチ袋に入れて渡す
ということですが、式場や、新郎新婦本人、ご両親とも相談して、お互い気持ち良くお願いできると良いですね(^^)
両親にお願いする場合は、受付をお願いしている友人の名前と顔が一致するように、前もって伝えておく事と、どのタイミングで渡すかという打ち合わせも忘れないでくださいね。
私の場合は、友人の名前がよく似ていて区別がつかない、と母が困っていたので、前もって写真を見せて、覚えてもらいました。
ただ、式当日は、友人もドレスを着て、髪をセットして来てくれるので、普段の写真で顔を覚えていた母は混乱したそうですが…(笑)
結婚式の準備は本当に大変です。
色々やることがあって、どっか抜け落ちてしまいそうになりますが、受付してくれる方は直接ご協力頂いている方々ですので、絶対に忘れるような事があってはいけないと感じます(>_<)
失礼のないように最優先で取り組みたいところですね!
以上、参考になれば幸いです(^^)