結婚式の費用総額は、全国平均で約333.7万円(招待人数 約72人)だと言われています。
「たった一日の、たった数時間のことなのに、すごいお金がかかるのね!?」
…これが私の正直な意見でした(笑)
この金額を、両家でどのような割合で負担するのか、もめることが多いのも事実です。
私の友人も、
「両家の負担割合でもめたから、この先不安だ」
と言っていました。
残念ですが、このようなケースは、珍しくないのです…
では、そうならないためには、両家の負担割合をどのように決めたら良いのでしょうか?
実際に私が採用した「とっておきの秘策」も含めて紹介したいと思います!
一般的な結婚式の費用の負担は新郎・新婦側でどのくらいの割合?
よく使われる方法は、以下の3つです。
- 全額を折半
- 招待人数の割合で
- 項目ごとに
① 全額を折半
細かいことは何も考えずに、費用の総額をきれいに半分ずつ払うという方法です。
この方法のメリットはズバリ!
「わかりやすくて、計算が簡単」
誰が見ても一目瞭然。請求書の金額を2で割るだけです(笑)
ただ、地域によっては、新郎側の負担割合を増やして6:4、もしくは7:3とするところもあるようですので、両家であらかじめ話し合っておく必要があるでしょう。
② 招待人数の割合で
結婚式に招待する人数は、新郎側、新婦側でどちらかが多かったり少なかったりするものです。
極端に人数差がある場合、結婚式の費用を折半するのは不公平だ…という時は、招待人数の割合でそれぞれ負担するという方法が良いでしょう。
③ 項目ごとに
結婚式の主役と言えば、やっぱり花嫁さんですよね~(^^;;
ウエディングドレスに夢や強いこだわりを持っていたり、「お色直しは2回したい!」など、結婚式の費用の中で衣装代(小物類も含む)が占める割合は結構大きいです。
それに比べて、新郎のタキシードはプラン内の物を選んだから、追加料金はなし!なんてことも、珍しくないはずです。
そんな時に、衣装代は新婦側が負担したり、お料理にこだわりのある新郎側が、お料理代はすべて負担する…といったように、項目ごとにどちらが負担するかを決める方法もあります。
この方法のデメリットとしては、すべての項目ごとに新郎側か、新婦側か、話し合う必要があるということです。
これはさすがに骨が折れる作業なので、
どちらかがこだわった項目以外は、
①の折半(もしくは6:4、7:3)する方法や、
②の招待人数の割合で負担する方法と併用して、負担額を決めるのも良いでしょう。
ちなみに、私の場合は、この①②③のミックスバージョンでした。
衣装で追加料金が発生した分や、どうしてもこだわりたかったブーケ代は、③の項目ごとに分ける方法を。
招待人数の差が大きかったので、お料理や引出物、招待状などのペーパーアイテムは、②の招待人数の割合で決める方法を。
その他、会場費、音響、司会者、写真代など、基本的な項目で、招待人数に関係なくかかる費用は、きっちり半分に割る①の方法を採用しました。
このミックスバージョンのデメリットは、何と言っても計算が面倒だということです(苦笑)
どの項目は何番の方法を使うか、明細書の項目を色分けし、そこから人数で割ったり、半分に割ったり…。計算ミスもあったかも知れないな…というぐらい大変だったので、あまりオススメできませんが、一番公平な方法だと思いますので、よろしければ参考にしてくださいね(^^)
その他、例外パターンとして、知人夫婦は、「交際期間中に二人で貯めた“結婚式貯金”で払った」と言っていました。
なんという計画性のある素晴らしいお二人なんでしょう!(笑)
各家庭での意見・意識の違いはどうする?
とても幸せな結婚式のはずなのに、両家で負担割合の話し合いがスムーズにいかない場合もあります。
その理由として、両家それぞれの
- 地域性
- 考え方
- 経済力
- 兄弟の前例
などによって、お互いの意見が合わない場合が多いのです。
そのためにも、両家顔合わせの時や、式場を決める段階で、本人同士はもちろん、両家の両親もお互いにしっかり話し合って、話を進めていく必要があります。
私の場合は、どちらからと言うわけではなく、
「招待人数が多いので、人数分負担します」
「衣装にこだわったので、衣装代を払います」
「残りは折半しましょうか」
という風に、幸いとてもスムーズに話が進んだので、もめずに済みました。
ですが、何と言っても計算が大変でした!(まだ言う…(笑))
お金の話はできるだけ避けたいものですが、請求金額が確定し、支払い期限が迫った段階になって焦って、もめるのは最悪です。
結婚式当日を両家のみなさんが気持ちよく、幸せな気持ちで迎えるためにも、早い段階で、冷静な状態でお金の話をクリアにしておいてくださいね (^^)
まとめ
結婚式の費用の負担割合を決める方法は、
- 総額をきれいに折半
- 招待人数の割合で決める
- こだわった項目を負担する
- 2つの方法をミックスする
負担割合を決める方法や、お金を出すタイミングなども含めて、結婚式を挙げることが決まった段階で、両家が冷静に話し合うことが大切です。
どうしても両家の意見が食い違って負担割合が決められない場合は、私の方法(すべてミックスバージョン)を提案してみてください。
きっとうまく話がまとまって、ハッピーな気持ちで結婚式を迎えられると思いますよ(^^)
正直大変な計算ですが、皆が納得できるようがんばってください(^^)/
この記事がそのお役に立てれば幸いです。